企業担当者なら知っておきたいSEOの概念とは?

mac企業のウェブ担当者にとって訪問者の数を増やして見込み顧客を増加させることは一つの命題。その一つの解決策として、過去から言われ続けている定番の手法がSEOです。ウェブ担当者にとって「SEO」という言葉は、耳にタコができるくらい聞かされているかもしれませんが、USEFULNOTESでは、改めて紹介していきたいと思います。

今回はSEOについて、その概要を少し細かめに紹介していきます。

SEOとは?

SEOとは「Search Engine Optimization」の単語3文字の頭文字を取った略称。日本語では「検索エンジン最適化」と言われ、Googleなどの検索エンジンの検索結果において、特定のキーワードが検索された際に、検索結果の上位にランクインされるようウェブページ、ウェブサイトを最適化していくアクティビティです。

このSEO自体は、以前からウェブサイトへの集客増を目指すための主な取り組みとして、企業や個人が取り組んできていましたが、最近また注目を浴びています。

理由はスマートフォンの普及

スマートフォンの普及により、私たち消費者はいつでもどこでもインターネットに接続できるようになり、「気になることができたらすぐに検索して調べる」といった行動が当たり前になってきています。

企業にとって、消費者がこのような「あ!これしよう」と思うタイミング、いわゆるマイクロモーメントをとらえるには、検索エンジンで上位に表示されることがとても重要です。なぜなら、スマートフォン画面において、検索上位サイトが画面に占める割合は圧倒的であり、上位表示される、されないではクリック率に雲泥の差があるからです。

Sony

たとえば上の図はスマートフォンで「ソニー」と検索した時の検索結果。スマートフォンの場合だと、検索結果において1位しか表示されないということも起こっています。企業は、このような状況を踏まえ、改めて検索エンジン最適化を進めてきています。

SEOのコンセプト

Googleなどの検索エンジンの仕組み

google
SEOのコンセプトを知る上で、Googleなどの検索エンジンの仕組みを把握しておくと理解が進むためご紹介します。

Googleなどの検索エンジンは、クローラー呼ばれるロボット(俗にいうbot)を使い、世界中のウェブサイトを巡り歩いています。このクローラーが自身のウェブサイトに訪れるまでは、検索エンジンはウェブサイトの存在を知りません。botがウェブサイトに訪れることで、サイトの存在とサイトの特性(ジャンルやウェブサイトが持つキーワード)が把握され、検索エンジン上で登録されます。

上記の登録のことをインデックスと言いますが、検索エンジンは、このようにインデックスされたウェブサイト・ページの中から検索結果を表示します。ランク付けも、インデックスされたページの中から検索ユーザーに一番求められているであろうものから上位に表示していきます。

このように、検索エンジンはクローリング、インデックスをした上で、ランク付けをして検索結果を表示していきます。SEOはこのような仕組みで動く検索エンジンへの最適化。「検索エンジンのインデックスを促進させること」「コンテンツの内容が検索キーワードに対して表示するものとして最適であること」を検索エンジンに伝えるために、ウェブサイトを必要に応じ変化、改修をかけていきます。

SEOの代表的な取り組みとは?

ここからはSEO、検索エンジン最適化の代表的な取り組みを紹介します。

キーワード最適化

キーワードの最適化させる代表的な手法は以下の通りです。

ページタイトルに特定のキーワードを入れる

スニーカーでの検索結果

SEOにおいて、一番基本的であり、やるべきことはページタイトルへキーワードを挿入することです。ページタイトルにキーワードを入れることで、検索エンジンに特定のキーワードに関連する記事であることを認知させることができ、検索上位に表示されやすくなります。

例えば上記の例では、「スニーカー」というキーワードで検索エンジン最適化をかけたい場合「スニーカー」という文字をタイトルに入れるのが基本になります。実際に検索に上位表示されているものには「スニーカー」というキーワードが入っています。

また、ユーザーも「スニーカー」と検索窓に入れているだけあり「スニーカー」という言葉がタイトルに表示されているとクリックしやすい傾向があります。

見出しに特定のキーワードを入れる

見出しにキーワードを入れるのは、上記のタイトルにキーワードを入れる取り組みと同様、検索エンジンに特定のキーワードに関連する記事だと認識させるため。特にh1タグ、h2タグにキーワードが入っていると、コンテンツ内の重要要素として認識しやすいと言われています。

文章内に特定のキーワードを入れる

文章内に特定のキーワードを入れるのも、検索エンジンに特定のキーワードに関連する記事だと認識させるための取り組みです。

ここでのポイントは、キーワードはテキストとして入れ込んでいくこと。

よく画像を用いて説明を展開するサイトを見ますが、検索エンジンは画像の中身まで把握できないと言われています。ですので、画像に頼るのではなく、出来る限りキーワード入りのテキストを展開することが重要です。ユーザーの読みやすさと、キーワード最適化を両立できるようバランスさせてみてください。例えば「あれ」「この」「その」でキーワードを指す表現があった場合、それを具体名に置き換えると、最適化が進み、ユーザーの読みやすさも担保できます。

コンテンツの絶対的な文字数を増やす

コンテンツ内の絶対的な文字数を増やすのは検索エンジンに、ユーザーにとって有益な情報が載っているページだと認知してもらうためです。検索エンジンは中身の薄いページを上位になかなか上げてきません。コンテンツを作りこみ、濃いコンテンツを提供することが重要です。

ここでのポイントは、文字はテキストとして入れ込んでいくこと。画像の中にいくら文字が記されていたとしても、検索エンジンは一つの画像としか認知しません。コンテンツはしっかりテキストを利用して構成していきましょう。

クロール最適化

クローリングを最適化させる代表的な手法は以下の通りです。

サイト内リンクの強化

サイト内部でのリンク関係の強化は代表的なクローリング最適化施策です。サイト内リンクの強化により、クローラーが来た際にくまなく巡ってくれるようになります。前述のように、クローラーが巡回しない限りインデックスはされません。

ここでのポイントは、リンクはJava Scriptではなくhtml上にソースとしてリンクが吐き出されるものを実装すること。Java Scriptはクライアント処理のため、クローラーがそのリンクを把握できません。

ビッグフッターの設置

大規模サイトでよく見られるのがビッグフッターです。サイト内のカテゴリートップに遷移するように設置されていることが殆どです。

このフッターも、Java ScriptではなくPHPなどサーバーサイドで処理し、html上にリンクの記述が吐き出されるものを採用してください。検索エンジンに認知させるためです。WordPressを利用している方はPHPで出力されていますのでフッターにカテゴリーやカレンダーを入れたりすれば大丈夫です。

関連記事へのリンクの設置

関連記事へのリンクの設置もクローラビリティに寄与します。

インデックス最適化

インデックス最適化の主な手法は以下の通りです。

sitemap.xmlの送信

Googleが提供するウェブマスター、サイト管理者向けのツールであるSearch Consoleを利用してxmlで作られたサイトマップを送信します。

SEOにおける外部施策について

これまでご紹介したのは、サイトの内部で最適化していく施策。SEOには外部施策という言葉があり、具体的には外部のサイトからリンクを張るようにさせていく取り組みはです。

以前はこのような施策がSEOにとって有効で、様々なサイトが、複数のサイトから意図的にリンクを張ってもらうために、それに特化したサービスを利用したりしていましたが、現在はそのようなサービスを利用してリンクを集めていたサイトはGoogleからペナルティを受け、現在は検索エンジンにひっかかりもしない状態になっています。

現在の、外部からリンクを張られるようにするための取り組みは、コンテンツ制作の原点に戻りました。参照先としてリンクを張りたくなるような有益な情報を提供するというものです。まさにコンテンツマーケティング。企画者、制作者の本来の腕が問われる時代になったと言っても過言ではありません。

いかがでしたでしょうか?SEO、検索エンジン最適化について、概要をご理解いただけたでしょうか?この記事が御社のウェブサイト運用の最適化につながれば幸いです。