Evernoteはクラウドサービスの代表とも言える名アプリ。多機能なノート機能を持ち、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、機器を選ばずどこからも同じノートにアクセス、追記ができます。
そんな便利なEvernoteですが、最近Macを使っていたら急に同期しなくなりました。実際にクラウド上にはノートが139件あるのに、Macには31件しか表示されません。MacはEvernoteを使うメインPCでもあるので非常に困り、どうしようかと思っていましたが、ここは「Evernoteに聞いてみるべし」とEvernoteに問い合わせをしました。そして、Evernoteからもらった解決策を実行したらしっかり治りましたのでここに記録として残しておこうと思います。
Evernoteの症状
私のEvernoteの同期しない症状は以下のようなもの。
何回同期ボタンを押しても改善されず、とても不便でした。
Evernoteにコンタクトをとる
問い合わせフォームから連絡
自分だけでの解決は難しそうなことを察し、問い合わせフォームからEvernoteに直接きくことにしました。問い合わせをすると、すぐに受付メールが届きました。
Evernoteから解決策の提示
Evernote社に問い合わせをして数日後、Evernote社からメールが送られてきました。そこには症状の対処法が記してありました。
そして、記載通りの作業を行った結果、無事にMacの同期が完了しました。以下にその対処法を図と合わせて紹介したいと思います。
※ローカルのノートがある方は方法が若干異なります。今回の方法はローカルのノートがない場合の対処方法です。
Evernoteが同期しない時の対処法
Evernoteを起動
まずはじめにEvernoteを起動します。
データベースフォルダを開く
メニューバーの「Evernote」をクリックし、「Evernote」についてを選択します。
すると、以下のウィンドウが立ち上がります。このウィンドウが立ち上がった状態でOptionキーを押すと、以下の赤枠部分に「データベースフォルダを開く」の項目が表示されます。この「データベースフォルダを開く」をクリックしてください。
以下のようにデータベースフォルダが表示されます。
Evernoteを閉じる
データベースフォルダが表示されたらEvernoteを閉じます。メニューバーからEvernoteを終了してください。
データを移動する
前回のプロセスで開いたEvernoteのデータベースフォルダの中身をデスクトップなど、別の場所に移動します。
Evernoteを起動
フォルダ内が空になった状態で、Evernoteを起動してサインインしてください。同期が実行されると、新しいデータベースがダウンロードされて他のスマホやPCと同様の件数が表示されるようになります。
※データが同期した後も念のため保存を
途中のステップでデスクトップや他のフォルダに移動したデータベースは念のため一定期間保存しておきましょう。もしかしたら何か起こるかもしれませんから、安心のために、バックアップをお勧めします。