HP Spectre x360(2017)実機レビュー|デザインと性能を両立した2 in 1を徹底解説

x360外観HPは世界的大手のパソコンメーカー。日本国内では企業向けPCのシェアが高く会社勤めの方には馴染みが深いと思いますが、個人向けのPCも幅広く展開しています。ラインナップは家庭で使える大画面ノートからカフェや出先で使えるモバイルノートまで。自分のニーズにはまるものがなにがしかの形である、そんなPCブランドだと思います。

さて、今回はそんなHPの商品群のなかから、ラグジュアリー・モバイルとして位置付けられているHP Spectre x360(2017)を解説します。

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HP Spectre x360(2017)実機レビュー|デザインと性能を両立した2 in 1を徹底解説

x360外観HPが展開する商品群のなかでSpectreは、ラグジュアリーなデザインで唯一無二の世界観を革新し続けるプレミアムブランド。最先端のテクノロジーを取り入れた機能美と、丹念に磨き上げられた造形美が特徴です。

今回ご紹介するx360はそんなSpectreを代表するモデル。アルミ削り出しのデザインが演出する大人の雰囲気と上位ランクのパーツで実現する高パフォーマンス。まさに「持つ喜び」「使う喜び」を感じられるモデルです。ここからはHP Spectre x360(2017)のポイントを詳しく解説していきたいと思います。

レビューに使用した商品のスペック

今回レビューの商品のスペックは以下の通り。第8世代のCPU搭載モデルです。

スペック

外観

まずはじめに外観から。簡単に数枚写真を撮っていますので、ご覧ください。

  • 側面
  • x360は直線と鋭角を基本とした洗練したデザインです。

    側面から

    一方で、直線と鋭角を基本としながら、丸い要素を加えることで柔らかい印象も与えてくれます。

    丸み
  • 背面
  • 非常にシンプル。ロゴは鏡面になっています。

    背面
  • 上方から俯瞰
  • 本体を上方から俯瞰して撮影。これも鋭角な印象です。

    上方から
  • 閉じた状態
  • 非常に薄い印象を与えるのが閉じた状態です。

    閉じた状態を側面から
  • 背面下
  • Spectreがデザイン的にこだわった部分の一つだと思います。非常に美しいです。

    ヒンジ
  • ディスプレイ
  • 光沢液晶です。そのため反射はします。鏡面

    HP Spectre x360 (2017)のスペック

    HP Spectre x360 (2017)には4つのスペックがあります。

    項目ベーシックモデルスタンダードモデル
    OSWindows 10 Pro (64bit)Windows 10 Pro (64bit)
    CPUCore i5-8250UCore i7-8550U
    メモリ8GB16GB
    グラフィックチップインテル UHD
    グラフィックス 620
    インテル UHD
    グラフィックス 620
    ストレージ256GB SSD
    (PCIe / NVMe M.2)
    512GB SSD
    (PCIe / NVMe M.2)
    液晶13.3型 FHDブライトビュー IPS タッチディスプレイ
    (1920×1080)
    13.3型 FHDブライトビュー IPS タッチディスプレイ
    (1920×1080)
    光学ドライブなしなし
    価格(税抜)
    2018年2月3日現在
    139,800円〜159,800円〜
    項目プロフェッショナルモデルパフォーマンスモデル
    OSWindows 10 Pro (64bit)Windows 10 Pro (64bit)
    CPUCore i7-8550UCore i7-8550U
    メモリ16GB16GB
    グラフィックチップインテル UHD
    グラフィックス 620
    インテル UHD
    グラフィックス 620
    ストレージ1TB SSD
    (PCIe / NVMe M.2)
    1TB SSD
    (PCIe / NVMe M.2)
    液晶13.3型 FHDブライトビュー IPS タッチディスプレイ
    (1920×1080)
    13.3型 UHDブライトビュー(4K) IPS タッチディスプレイ
    (3840×2160)
    光学ドライブなしなし
    価格(税抜)
    2018年2月3日現在
    177,800円〜189,800円〜

    高い性能のパーツで構成されるSpectreならでは。下位のベーシックモデルでも十分すぎるスペックです。Excelでマクロ処理をかなり使う方やAdobeのクリエイティブ系のソフトを日常的にであれば、まずベーシックモデルで大丈夫でしょう。今回ベーシックモデルに搭載されているCore i5-8250Uは昨年の上位モデルに搭載されていたCore i7-7500Uよりも処理能力が高く、Core i5だからといって侮ってはならないレベル。かなり快適に使えると思います。

    そのほかのポイントは最上位モデルの場合ディスプレイが4Kになります。13.3型なので4Kにこだわらなくても良いとは思いますが、せっかくのプレミアムライン。とにかくいいものを購入しようという方はこの辺りを選んでいっても良いのではと思います。

    第8世代のIntel Coreプロセッサー搭載

    Intel Core i5Spectre x360 (2017)は第8世代のIntel Coreプロセッサー(Core i5-8250U/Core i7-8550U)を搭載しています。

    少し前述しましたが、第8世代のIntel Coreプロセッサーがどれだけ優秀なものに仕上がっているというと、第8世代のIntel Core プロセッサーは、全てがクアッドコア(8スレッド対応)で、対応する第7世代のチップよりも最大で40%高速になっています。Core i5でも編集系の作業を快適にこなせるレベルに仕上がっている計算です。実際に、これまで上位モデルに搭載されていたCore i7-7500Uよりも第8世代のCPUの方が処理能力が高い結果が出ています。

    今回のSpectre x360で、Core i5-8250UかCore i7-8550Uをお悩みになった場合、普段から動画をバリバリ編集されていて「とにかく速く処理したい」というようなことがなければ、大抵のことはCore i5-8250Uでも快適なのでCore i5-8250U搭載のベーシックモデルを選んでいただければと思います。

    参考までに。今回レビューしたモデルのベンチマークを見ると以下の通りになります。

    CPUベンチマーク

    ストレージの評価

    今回レビューしたモデルのストレージをCrystalDiskMarkで見ると以下の通りになります。

    Crystal Disk Mark

    2 in 1ならでの様々なスタイルに

    HP Spectre x360の特長は、2in1ノートPCとして4つのスタイルに変化自在であることです。用途に合わせて自由なスタイルで利用することができます。

    普段は普通のノートパソコンスタイル。なんだかんだ一番このスタイルがタイピングをするなら使いやすいスタイルなので、このスタイルを使っていただくことが一番多いと思います。

    通常の使用スタイル

    Youtubeや映画を見る時は以下のスタイル。画面が自分に近い状態で置けるので見やすいです。

    テントスタイル

    ソファでネットサーフィンはタブレットのスタイル。タブレットスタイルにすれば、持ち方によって縦向きに画面も変更されるので、Windowsタブレットを持つのと同じ感覚で使用できます。

    タブレットスタイル

    打ち合わせの時は180度開いて。

    180度開いて使う

    これは複数人で一緒に作業したり議論する際に非常に便利です。テーブルの上でx360を180度開くと画面をみんなが覗き込むような形で共有できます。共有しながらタイピングもできるので、プロジェクターなしでもPC内の資料をベースにミーティング、共同作業ができるようになります。

    180度開いて使う

    このようにさまざまなスタイルで使うことができるので非常に便利です。

    13.3インチ・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ

    液晶HP Spectre x360(2017)は、13.3インチ・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイを採用。パフォーマンスモデルは13.3インチ・4K・IPSタッチディスプレイ (3840×2160)を搭載しています。

    IPS液晶は視野角が広く、左右から見ても、色調、コントラストに変化がなく、自然な映像が楽しめます。

    柔らかい打ち心地のキーボード

    キーボードキーボードの基本情報は以下の通りです。

    • キーピッチ:約18.7mm × 約18.7mm
    • キーストローク:約1.3mm

    HPのキーボードは全体的に柔らかい打ち心地ですが今回のx360も柔らかめです。

    一個内側に入ったEnterキー

    キーボードを叩いていて感じたポイントはHP Spectre x360のエンターキーの位置。Enterキーが1キー分内側に入っています。

    キーボード

    これは、Enterを押すときにわざわざ右手をずらしてEnterキーを押す必要がなくなるので非常に打ちやすい設計です。「これはHPさん考えたな。」と思った一つのポイントでした。

    バックライト付きのキーボード

    キーボードバックライトも搭載していて、以下のように暗いところで白いバックライトを点灯させることができます。

    キーボードバックライト

    アクティブペンに対応

    HP Spectre x360(2017)はアクティブペンに対応していて手書きの文字入力が可能です、筆圧1,024段階に対応しています。なお、プロフェッショナルモデルとパフォーマンスモデルにはアクティブペンが同梱されており、ベーシックモデル、スタンダードモデルでは別売になっています。

    ペン方式アクティブ(Microsoft Pen プロトコル)
    カラーアッシュブラック/ナチュラルシルバー
    (ナチュラルシルバーは、別途オプションにて販売)
    筆圧感知1024段階
    ボタン2つ(HP Pen Controlで個別設定可能)
    バッテリ単6電池×1個
    サイズ139×9.5mm (クリップ部 : 12.5mm)
    質量16g (電池含む)

    スピーカー

    B&OのスピーカーHP Spectre x360(2017)には、Bang & Olufsenのスピーカーが搭載されています。もちろん、Bang & Olufsenだからと言ってもPCのスピーカーになりますので、過度な期待は禁物ですが、ノートPCの音質としては高音質の部類に入り、実際に聞いて見ると「ここまで出るんだ!」と思うほどです。

    豊富な接続端子

    HP Spectre x360(2017)は、薄型のモバイルノートパソコンとしては、接続端子が多いのが特徴です。フルサイズのUSBが1つ、USB Type-C端子が2つ付いています。

    向かって右側の端子類は以下の通りです。

    右側の端子

    向かって左側の端子類は以下の通りです。

    向かって左の端子類

    ポイントはフルサイズのUSBが1つついているところです。薄さを追求したモバイルノートでは、Macを始めフルサイズのUSBを搭載しないモデルが増えていますが、実際今使うにはフルサイズが無いと不便です。Spectreならフルサイズが1つついているので、とっさの拡張にも安心して対応できます。

    なお、このモデル選択時のご注意ですが、VGAやHDMIなどを使って外部に出力したい場合は、以下のように別途アダプター・ハブが必要になります。

    アダプター接続

    HP Spectre x360(2017)のおすすめ構成

    HP Spectre x360はHP(ヒューレットパッカード)の公式直販サイトで販売されています。

    正直、Adobeのソフトを使った映像編集や画像編集などを毎日バリバリ使うという場合でない限り、Core i5の構成で十分ハイスペックだと思いますので、こちらをオススメします。HPの公式直販サイトで展開中のベーシックモデルになります。

    ベースユニットHP Spectre x360 13-ae000
    OSWindows 10 Home (64bit)
    リカバリメディアなし
    カラーアッシュブラック
    プロセッサーインテル Core i5-8250U プロセッサー (1.60-3.40/6)
    ディスプレイ13.3インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ
    液晶保護フィルムなし
    クリーニングクロスなし
    アクティブペン (オプション)なし
    メモリ8GB オンボード
    ストレージ256GB SSD (PCIe NVMe M.2)
    グラフィックスインテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵)
    無線LAN/BluetoothIEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth
    キーボードバックライトキーボード (日本語配列)
    スピーカーAudio by Bang & Olufsen クアッドスピーカー
    WebカメラHP Wide Vision フルHD Webcam/ IRカメラ
    ACアダプター (標準)USB Type-C スマートACアダプター
    ACアダプター (オプション)なし
    HPパソコンナビ速効!HPパソコンナビ特別版
    セキュリティソフトマカフィー リブセーフ (1年版)
    オフィス互換ソフトなし
    パソコン移行ソフトなし
    データ抹消ソフトなし
    はがきソフトなし
    純正マウスなし
    ELECOMマウスなし
    ポータブルドライブなし
    USB Type-C トラベルドックなし
    USB Type-C ハブなし
    USB Type-C 変換ケーブルなし
    ワイヤレススピーカーなし
    ワイヤレスヘッドフォンなし
    ワイヤレスイヤホンなし
    クラッチバッグなし
    ワイヤレスディスプレイアダプターなし
    TVチューナーなし
    モニターなし
    使い方サポート使い方サポート 1年用
    PC標準保証1年間引き取り修理サービス
    電子版登録案内レターなし
    モニター保証なし
    [人気のおすすめアイテム] パソコンなんでも電話相談なし
    この構成からの検討事項

    今回のモデルは標準のスペックでも十分な性能ですし、特別なカスタマイズができないため、オプションを選択していくことになります。以下が私の追加で購入を検討するならこれ、といった項目です。

    ・マウス
    現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。

    ・Microsoft Office
    上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。

    ・USB Type-C用のアダプター
    SpectreにはUSB Type-Cが搭載されています。これはUSB Type-C普及の流れが来ている中で中期的には良いことですが、それだけでは現状ちょっと不便です。HDMIやVGAなど、色々なものにつなげたい、ということでしたら、USB Type-C用のアダプターを購入することをおすすめします。なお、Amazonなどでも多数販売されていますので、そちらで購入されても良いと思います。私はAmazonで購入しました。

    私が使用しているUSB Type-Cハブはこちら

    最後に

    今回のHP Spectre x360 (2017)は、Spectreブランドを象徴するようなラグジュアリーで高品質な、持つ喜びの大きいモデル。2 in 1で、様々なシーンで活用できるのも嬉しいところですよね。スペックだけではなかなか比較がしにくくなってきている今、「Spectreがいい!」そう思える要素がたくさんあるモデルだと思います。

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