iPhoneやスマホを使っているとよく見る「Bluetooth」という言葉。「Bluetooth」とは、デジタル機器用近距離無線通信の規格のひとつです。
パソコンや携帯電話、周辺機器などをケーブルを使わずに、ワイヤレスで接続し、機器間で音声やデータをやりとりすることができます。
今回は、このBluetoothはどんなことに使うことができるのか、もしくは、どんな製品に使われているのか、いくつかの製品の例を紹介しながらみていきたいと思います。
iPhoneやスマホでよくみかける「Bluetooth」でできること
ワイヤレスでの通話
Bluetoothのプロファイルのひとつ、HFP (Hands-Free Profile)は、ハンズフリー、ヘッドセットなどでの通話や、スカイプなどでの通信を可能にするプロファイルです。通話だけでなく、発着信も可能です。このプロファイルを利用した製品には、このようなワイヤレス製品があります。
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電話帳データの転送
BluetoothのプロファイルPBAP (Phone Book Access Profile)は、データを転送するときに必要なプロファイル。これに対応した通信機器間では、電話帳のデータを送り合うことができます。
音楽をスピーカーへワイヤレスで転送
A2DP (Advanced Audio Distribution Profile)は、ワイヤレスでiPhoneやiPadなどからステレオに音楽データを転送し、再生させることができるプロファイルです。Bluetooth対応とかかれたステレオなどが、このプロファイルを利用した製品になります。
[amazonjs asin=”B00VE4LMXU” locale=”JP” title=”◇BS-2 Bluedio Bluetooth 3D サラウンドスピーカー スピーカー ポータブル ワイヤレス ウーハー サウンド システム 3Dステレオ 音楽 サラウンド (ブラック)”]セルカ棒などのワイヤレスリモコン機能
韓国からブームが広がった「セルカ棒(自撮り棒)」なども、Bluetoothの機能を使った製品です。iPhoneのBluetoothをオンにしてセルカ棒の先端にセットすることで、ワイヤレスのリモコンでシャッターを切ることができます。
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Bluetoothの機能は、ワイヤレスでの通話やデータの転送だけではありません。たとえば、音声の調整や早送り/巻き戻し、再生などのリモコン機能があるプロファイルもあります。また、規模は小さくなりますが、iPhoneやiPadと他の機器との間で、フォルダを共有することもできます。
iPhoneやiPad、iPod touchなど、機器によって制限のある機能も。Bluetooth対応と書いてある製品を見つけたら、自分の持っている機器で使用できる機能か調べてみるといいかもしれません。