レノボが展開するThinkPadシリーズは幅広い層から支持されるPCブランドです。持ち運び向けのモバイルパソコンから15.6型のホーム用ノートパソコン、据え置き型のデスクトップまで、幅広く取り扱っています。
そんなThinkPadの多くはIntelのCPUを搭載しています。最近では第8世代のIntel Coreプロセッサー搭載のモデルが人気になっていますが、それと合わせてAMDのCPUを搭載したモデルが販売されています。それが今回ご紹介するAシリーズ。高いコストパフォーマンスが魅力です。ぜひこちらの記事で概要をご確認ください。
ThinkPad A475|14.0型 AMD PCを徹底解説
レノボが展開するThinkPadブランドの中で、商品名がAから始まるAシリーズは、最先端のAMDプロセッサー搭載しパフォーマンスとセキュリティに優れた、ビジネスの生産性を向上させるシリーズ。そして、A475は14型のモバイルPCとして非常にコストパフォーマンスが高いモデルとなっています。ここから細かく説明していきます。
ThinkPad A475のスペック
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Home/ Windows 10 Pro |
CPU | AMD A10-9700B/ AMD A12-9800B |
ストレージ | SSD:128GB/ 256GB/ 512GB HDD:500GB/ 1TB |
メモリ | 4GB/ 8GB/ 16GB |
グラフィックチップ | AMD Radeon R7グラフィックス |
液晶 | 14.0型HD液晶 (1366×768) タッチ非対応/ 14.0型FHD液晶 (1920×1080 IPS) タッチ非対応 |
光学ドライブ | なし |
価格(税込) 2018年1月27日現在 |
71,928円〜 |
CPUはAMDのビジネスモデル
ThinkPad A475はビジネスユーザー向けのモバイルとして、ビジネス向けのA10-9700B、A12-9800Bを採用しています。では、このAMDのプロセッサーはどの程度の能力があるかというと、A12がCore i5-7200Uよりも若干下。A10がCore i3程度と想定されます。ビジネス用途として、Core i3から Core i5のスペックを探していて、価格帯的に手頃なものを検討していた人にはちょうど良いモデルだと思います。
180度開く
これは複数人で一緒に作業したり議論する際に便利。テーブルの上で180度開いておくと画面を共有しながらタイピングもできて、プロジェクターなしでもPC内の資料をベースにミーティングができるようになります。
プライベートに置き換えれば、どこか出かける予定を仲間と立てていたりした時に、画面を共有しながら「栃木・旅行って検索かけて見る?」「じゃあ入力して見る!」という感じのやりとりがあったとしても、タブレットのようにタイプが面倒ではなく快適です。
打ちやすいキーボード
A475を購入する大きな理由になるのがキーボードです。これはThinkPadシリーズに共通して言えることですが、ThinkPadは人間工学に基づいてキーボードが設計されていて非常に打ちやすいです。結果的にミスタッチが少なくなり、タイピングの効率が上がります。
豊富な入力端子
ThinkPad A475は必要十分な入力ポートを備えています。例えばUSB Type-Cが1つ、フルサイズのUSB3.0ポートが2つ、USB2.0が1つが付いています。HDMIやmicro SDカードスロットもついています。これだけモバイルPCで拡張性が高いのは珍しく、かなり重宝するのではないでしょうか?
ThinkPad A475おすすめ構成
ThinkPad A475はレノボの公式直販サイトで購入できます。
性能は必要十分でOK。ウェブやメール、オフィスの基本作業向けには最安値構成を
ThinkPad A475を使う用途がWebサイトの閲覧やメール、SNSの閲覧などで、WordやExcelも基本的な作業ばかりということでしたらA10-9700Bの低価格構成のスタンダードパッケージで十分だと思います。一方で、動画の編集やExcelでマクロを組んだりするような作業をされるのでしたら、少なくともA12-9800B以上の構成にしていただく、もしくはIntel Core プロセッサーのモデルに変更しCore i5以上のPCにしていただくのが良いと思います。
項目 | スペック |
プロセッサー | AMD A10-9700B Processor (2MB Cache, up to 3.40GHz) |
初期導入OS | Windows 10 Home 64 bit |
導入OS言語 | Windows 10 Home 64 bit- 日本語版 |
Microsoft ソフトウェア | なし |
ディスプレイ | 14.0型HD液晶 (1366×768) タッチ非対応 |
メモリー | 4GB PC4-14900 DDR4 SODIMM |
グラフィックス | AMD Radeon R7グラフィックス |
内蔵カメラ | カメラなし、マイクロフォンあり |
キーボード | 日本語キーボード |
Pointing Device | ThinkPadクリックパッド、指紋センサーなし |
セキュリティーチップ | TPMあり |
TPM Setting | TPMあり(ハードウェアチップ搭載) |
ハード·ディスク·ドライブ | 500GB ハードディスクドライブ, 7200rpm |
拡張スロット | スマートカードリーダーなし |
バッテリー | なし |
リア・バッテリー | 3セル リチウムイオンバッテリー (24Wh) 背面 |
電源アダプター | 45W ACアダプター |
ワイヤレスLAN | IEEE 802.11ac ワイヤレスLAN (WiFi準拠), Bluetooth4.1 |
VGA Adapter | なし |
標準保証 | 1年間 引き取り修理 |
価格(2018年1月27日現在・税込) | 71,928円 |
今回のモデルは日常でウェブ閲覧等に使うなら十分。ではその他拡張機能としてどのようなものが必要でしょうか?
・内蔵カメラ
今回の構成では内蔵カメラがついていません。+2,160円(税込)で内蔵カメラもつけることができます。遠隔のテレビ会議が多い方はこちらをご選択ください。
・指紋センサー
今回の構成では指紋センサーが搭載されておりません。仕事で利用される場合指紋センサーがあったほうがセキュリティ的に安心です。+1,080円(税込)なので気になる方は追加でご選択ください。選択はPointing Deviceのところからできます。
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
通常業務や作業をサクサク進めたい方向け(おすすめ)
ExcelやWordなどの作業をサクサク進めたい方には、以下の「パフォーマンス・FHD搭載」構成をお勧めします。スペック的には第7世代のCore i5/メモリ8GBモデルより少し劣る程度。通常の業務範囲なら快適にご利用いただけると思います。
項目 | スペック |
プロセッサー | AMD A12-9800B Processor (2MB Cache, up to 3.60GHz) |
初期導入OS | Windows 10 Home 64 bit |
導入OS言語 | Windows 10 Home 64 bit- 日本語版 |
Microsoft ソフトウェア | なし |
ディスプレイ | 14.0型FHD液晶 (1920×1080 IPS) タッチ非対応 |
メモリー | 8GB PC4-14900 DDR4 SODIMM |
グラフィックス | AMD Radeon R7グラフィックス |
内蔵カメラ | カメラ(HD 720p対応)あり、マイクロフォンあり |
キーボード | 日本語キーボード (バックライト付) |
Pointing Device | ThinkPadクリックパッド、指紋センサーなし |
セキュリティーチップ | TPMあり |
TPM Setting | TPMあり(ハードウェアチップ搭載) |
ハード·ディスク·ドライブ | 128GB ソリッドステートドライブ SATA |
拡張スロット | スマートカードリーダーなし |
バッテリー | なし |
リア・バッテリー | 3セル リチウムイオンバッテリー (24Wh) 背面 |
電源アダプター | 45W ACアダプター |
ワイヤレスLAN | IEEE 802.11ac ワイヤレスLAN (WiFi準拠), Bluetooth4.1 |
VGA Adapter | なし |
標準保証 | 1年間 引き取り修理 |
価格(2018年1月27日現在・税込) | 99,792円 |
今回のモデルは日常でウェブ閲覧等に使うなら十分。ではその他拡張機能としてどのようなものが必要でしょうか?
・内蔵カメラ
今回の構成では内蔵カメラがついています。不要であれば2,160円(税込)やすくなります。不要の方はとっていただいて良いと思います。
・指紋センサー
今回の構成では指紋センサーが搭載されておりません。仕事で利用される場合指紋センサーがあったほうがセキュリティ的に安心です。+1,080円(税込)なので気になる方は追加でご選択ください。選択はPointing Deviceのところからできます。
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
Lenovo公式サイトで購入時はクーポン番号を入力して価格を確認
Lenovoの公式サイトの価格は、カートでクーポン番号を入力することでキャンペーン価格になります。クーポン番号を入力する必要があるので、クーポン番号はあらかじめコピーしておいてください。クーポン番号は公式サイトで確認できます。
以下の赤枠の部分にクーポンコードはありますので、ご確認ください。

WEBクーポン限定特価も
レノボ・ショッピングでは、商品詳細ページに記載されているクーポンよりも安く購入できるお得なクーポンを、以下のページに出していることがあります。こちらもご確認になってください。こちらの方が割引率が高ければ、こちらのクーポン番号をお会計の時にお使いください。
まとめ
ThinkPad A475はThinkPadシリーズのなかでAMDのCPU搭載でコストパフォーマンスの高い14.0型のノートパソコンです。インテル製のCPUにこだわりがなければ、モバイルPCとして選択肢に十分入るお買い得なノートだと思います。価格にこだわるならスタンダードパッケージ。快適さも考えるならパフォーマンスパッケージがおすすめです。
お買い物の参考になれば幸いです。