Lenovoは世界的に有名な大手パソコンメーカー。国内では企業向けPCのシェアが高く、会社勤めの方には馴染みが深いと思いますが、個人向けのPCも幅広く展開しています。ラインナップは家庭で使える大画面ノートからカフェや出先で使えるモバイルノートまで。自分のニーズにはまるものがなにがしかの形である、そんなPCブランドだと思います。
そんなLenovoが展開するThinkPad T14 Gen2は、メインマシンと使いたいハイパフォーマンスノートです。ビジネスに欠かせない長時間バッテリーや、耐久性、パワフルなパフォーマンスなど語れるところが満載。14型で作業がしやすくmicro SDカードスロットもついていて拡張性も十分です。こちらの記事ではThinkPad T14 Gen2をご紹介します。
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ThinkPad T14の特徴をレビュー|13.3型ノートでmicro SDカードスロット搭載PC
Lenovoが展開するThinkPadブランドは、多様なワークスタイルに対応し、モバイルPCから、2 in 1、デスクトップの据え型までラインナップするプレミアム商品群。そんなThinkPadの中でThinkPad T14は、14インチのメインモデル。オフィス内でのメイン機と使用しつつ、持ち出すことも時々するような方におすすめのノートです。
ここから詳しく説明していきたいと思います。
Lenovo ThinkPad T14のスペック
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Home/ Pro |
CPU | Core i5-1135G7 / Core i5-1145G7 /Core i7-1165G7 / Core i7-1185G7 |
ストレージ | SSD:128GB / 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
メモリ | 8GB 〜 48GB |
グラフィックチップ | インテル UHD グラフィックス / インテル Iris Xeグラフィックス |
液晶 | 14.0型 FHD液晶 (1920 x 1080) IPS / 14.0型 FHD液晶 (1920 x 1080) IPS マルチタッチパネル/ 14.0型 UHD液晶 (3840 x 2160) IPS マルチタッチ非対応 / 14.0型 UHD液晶 (3840 x 2160) IPS マルチタッチ |
光学ドライブ | なし |
バッテリー | 約 14.5時間 |
サイズ | 約 329x227x17.9mm |
重さ | 約 1.53kg |
価格(税込) 2022年1月1日現在 |
108,548円〜 |
ThinkPadのT14 Gen2は、前述の通りメインマシン向け。最低限のスペックでの利用を想定していないせいか、CPUはCore i5から選択可能で、メモリやSSDも一定以上のスペックから選択可能です。ディスプレイのサイズは14型で一定以上の大きさがあり作業効率も標準以上が確保されています。14型なので若干1.53kgでちょっと重いですが、オフィスや自宅での利用がメインで時々外出するくらいであれば、問題ない程度だと思います。
第11世代のIntel Coreプロセッサーを搭載可能
ThinkPad T14は第11世代のIntel Coreプロセッサーを搭載できます。
CPUは常に進化をし続けていて、昨今はCore i3でも十分(一般的な)やりたいことはこなせると言われることも多いですが、やっぱりCore i5からがおすすめです。ちなみに、Core i5-1145G7 /Core i7-1185G7はvProに対応しています。「vProって何?」と思われる方は、vProの機能自体を必要ない方と思いますので、Core i5-1135G7 / Core i7-1165G7 を選択されることをお勧めします。vProは高度なセキュリティ機能とリモートコントロール機能などを有しています。
打ちやすいキーボード
ThinkPad T14 Gen2を購入する大きな理由になるのがキーボードです。これはThinkPadシリーズに共通して言えることですが、ThinkPadは人間工学に基づいてキーボードが設計されていて非常に打ちやすいです。結果的にミスタッチが少なくなり、タイピングの効率が上がります。
180度開く
ThinkPad T14は180度開いて平らに使うことができます。
これは自分の好みの位置までしっかり画面を傾けることができるというメリットはもちろんですが、複数人で一緒に作業したり議論する際に非常に便利です。例えば、テーブルの上で180度開いておくと画面を共有しながらタイピングもできて、プロジェクターなしでもPC内の資料をベースにミーティングができるようになります。
プライベートに置き換えれば、どこか出かける予定を仲間と立てていたりした時に、画面を共有しながら「東京 半日 旅行って検索かけて見る?」「じゃあそれで入力して見る!」という感じのやりとりがあったとしても、タブレットのようにタイプが面倒ではなく快適です。
豊富な入力端子類
ThinkPad T14は必要十分な入力ポートを備えています。例えばUSB Type-Cが2つ、フルサイズのUSB3.1ポートが2つ付いています。HDMIもついています。これだけあればまず入力端子に困ることはありません。
また、T14にはmicro SDカードスロットがついています。フルサイズではありませんが、SDカードスロット付きのPCが減ってきている中でmicroSDカードスロットでもついているのは嬉しいところです。SDカードを頻度よく使う方にはSDカードのアダプター付のmicroSDカードのご購入をおすすめします。
十分なプライバシー配慮
ビジネスで使用するモデル選びにおいてセキュリティ配慮は大きな項目の一つです。そのセキュリティ配慮をThinkPad T14ではしっかりやり遂げています。
例えばThinkShutter(シンクシャッター)。本体の正面についているカメラを手動でシャッターを閉じるようにふさぐことができるようになっています。カメラで自分を写したくないときだったりに閉じるのにも使えますし、気づかぬうちにカメラに映っていた、ということを防ぐために常時閉めていても良いですし、スタンスによって使い方の変えられる機能です。
その他、指紋認証も用意されており、これらを使った認証を行うことができます。
十分なバッテリー駆動時間と急速充電
ThinkPad T14は13.3型のいわゆる王道モバイルノート。検討している方のほとんどが外出先や室内で持ち運んで利用したいという方だと思います。そんなPC選びで気になるのがバッテリーの持ち時間です。T14は最大10.4時間〜11.9時間のバッテリー駆動。もちろん、PCのバッテリーは使っていくうちに消耗しますから、この通りにはいきませんが、初期の仕様の段階でできる限りバッテリー性能が良いものを選ぶのが安心です。
また、急速充電にも対応していて1時間で約80%充電することができますので、普段はバッテリーの残量を気にせず使用できると思います。※急速充電機能は65W ACアダプター利用時に可能です。
ThinkPad T14 Gen2おすすめ構成
ThinkPad T14 Gen2はレノボの公式直販サイトで購入できます。
これがあればほぼ十分。編集や大きなの処理をPCで行う方向け(特におすすめ)
ExcelやAccessを使って多くのデータを加工、抽出をされる方や、動画、静止画を日常的に編集される方には、第11世代世代のCore i5搭載モデルをお勧めします。
以下のモデルは、Lenovoの直販がおすすめする「ThinkPad T14 Gen2:パフォーマンス・プラス」から、SSDを256GBに減らしたものになります。こちらをご紹介した上で、カスタマイズの検討項目を下に記していますので、ご確認ください。
項目 | スペック |
プロセッサー | インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサー |
初期導入OS | Windows 11 Home 64 bit |
導入OS言語 | Windows 11 Home 64 bit- 日本語版 |
Microsoft ソフトウェア | なし |
メモリー | 8 GB DDR4-3200MHz (オンボード) |
追加メモリ | 8 GB DDR4-3200MHz (SODIMM) |
1st SSD | 256 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe OPAL対応 |
ディスプレイ | 14.0型 FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 300 nit |
グラフィックス | CPU内蔵 (インテル Iris Xe グラフィックス) |
内蔵カメラ | IR & 720p HDカメラ(マイクロホン付) |
本体カラー | ブラック |
サーフェイス・トリートメント | 非抗菌仕様 |
指紋センサー | 指紋センサー |
ポインティング・デバイス | 指紋センサーあり、ブラック、LAN Switchなし |
キーボード | 日本語キーボード(バックライト付) ブラック |
ワイヤレスLANアダプター | インテル® Wi-Fi 6 AX201 2×2 & Bluetooth® |
WWAN | WWANなし |
SIMカード | SIMカードなし |
NFC | NFCカードなし |
1st ディスプレイ出力変換アダプター | なし |
2nd ディスプレイ出力変換アダプター | なし |
TPMセッティング | TPMあり(TCG V2.0準拠,ハードウェアチップ搭載) |
カードスロット | スマートカードリーダーなし |
バッテリー | 3セル リチウムイオンバッテリー (50Wh) |
電源アダプター | 65W ACアダプター (2ピン)(USB Type-C) |
プライバシーフィルター | ThinkPad Privacy Guardなし |
Cloud Security Software | なし |
標準保証 | 1 年間 引き取り修理 |
価格(2021年月12月31日現在・税込) | 126,368円 |
・メモリー
メモリーは現在16GBを選択していますが最大で48GBまで選択できます。16GBで必要十分だと思いますが、同時に複数の処理を走らせることが多い方は必要に応じて拡張してください。
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・タッチパネル
タッチパネルが必要な方は、ディスプレイセッティングでマルチタッチパネルありを選択ください。タッチパネルはあると何かと便利なのでおすすめです。
・SDカード
T14 Gen2はSDカードスロットがmicroSDになっています。SDカードを頻度よく使う方にはSDカードのアダプター付のmicroSDカードのご購入をおすすめします。おそらく一番これが手軽です。
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
・DVD/BDドライブ
T14 Gen2には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
Lenovo公式サイトで購入時はクーポン番号を入力して価格を確認
Lenovoの公式サイトの価格は、カートでクーポン番号を入力することでキャンペーン価格になります。クーポン番号を入力する必要があるので、クーポン番号はあらかじめコピーしておいてください。クーポン番号は公式サイトで確認できます。
以下の赤枠の部分にクーポンコードはありますので、ご確認ください。
WEBクーポン限定特価も
レノボ・ショッピングでは、商品詳細ページに記載されているクーポンよりも安く購入できるお得なクーポンを、以下のページに出していることがあります。こちらもご確認になってください。こちらの方が割引率が高ければ、こちらのクーポン番号をお会計の時にお使いください。
まとめ
ThinkPad T14は高いパフォーマンスを誇る14型のメインストリームPCです。CPUはCore i5から選択可能で、メモリやSSDも一定以上のスペックから選択可能です。ディスプレイのサイズは14型で一定以上の大きさがあり作業効率も標準以上が確保されています。14型なので若干1.53kgでちょっと重いですが、オフィスや自宅での利用がメインで時々外出するくらいであれば、問題ないと思います。お勧めです。
お買い物の参考になれば幸いです。