LenovoのThinkPadはコストパフォーマンスの優れたシリーズとして多くの人に人気。私の周りのWindowsユーザーでも結構使っている人が多いです。何よりもそのコストパフォーマンス。スペックと価格のバランスがとてもよく、選ばれる理由がとてもよくわかります。
さて、今回はそんなThinkPadの人気シリーズである「X260」について。2016年1月に発売になったX260のスペックについて前モデルであるX250と比較して解説したいと思います。
LenovoのThinkPad X260とX250のスペック比較
LenovoのThinkPad X260は2016年1月に発売になったモデル。全モデルのX250は人気のモデルでビジネス・プライベートユース両方に対応した素晴らしいモデルでした。ここではThinkPad X260とX250を比較して、前モデルとの違いを見ていきましょう。
大きな変化点
大きな変化点は以下の通りです。
・USBポートが2つから3つに
スペック表比較
X260とX250のスペック表を見ていきましょう。
モデル | ThinkPadX260 | ThinkPad X250 |
画面 | ・12.5型HD液晶 (1366×768 光沢無) ・12.5型HD液晶 (1366×768 IPS 光沢無) |
・12.5型HD液晶 (1366×768 IPS 光沢無) ・12.5型HD液晶 (1366×768 光沢無) ・12.5型FHD液晶 (1920×1080 IPS 光沢無) ・12.5型HD液晶 (1366×768 IPS) マルチタッチパネル(10点) ・12.5型FHD液晶 (1920×1080 IPS) マルチタッチパネル(10点) |
初期導入OS | ・Windows 10 Home 64bit ・Windows 10 Pro 64bit ・Windows 7 Professional SP1 32bit (Windows 10 Pro 64bit ダウングレード権行使) ・Windows 7 Professional SP1 64bit (Windows 10 Pro 64bit ダウングレード権行使) |
・Windows 10 Home 64bit ・Windows 8.1 64bit |
CPU | ・Core i7-6600U(2.60GHz, 4MB) ・Core i5-6300U(2.40GHz, 3MB) ・Core i7-6500U(2.50GHz, 4MB) ・Core i5-6200U(2.30GHz, 3MB) ・Core i3-6100U(2.30GHz, 3MB) |
・Core i7-5600U(2.60GHz, 4MB) ・Core i5-5300U(2.30GHz, 3MB) ・Core i5-5200U(2.20GHz, 3MB) ・Core i3-5010U(2.10GHz, 3MB) |
ストレージ |
・500GB HDD ・1TB HDD ・SSHD(500GB HDD + 8GB NAND型キャッシュ) ・128GB SSD ・SSD 192GB ・SSD 256GB ・SSD 512GB |
・HDD 500GB ・HDD 500GB ・HDD 1TB ・SSD 128GB ・SSD 192GB ・SSD 256GB ・SSD 512GB |
メモリ | ・4GB ・8GB ・16GB |
・4GB ・8GB ・16GB |
グラフィックス | ・インテル HD Graphics 520 | ・インテル HD Graphics 5500 |
Bluetooth | ・Bluetooth 4.1 | ・Bluetooth 4.0 |
ディスプレイ出力 | ・HDMI | ・VGA |
USBポート | ・3つ | ・2つ |
本体サイズ (幅×奥行×高さ) |
・305×208.5×20.3mm | ・305.5×208.8×21.5mm(タッチ) ・305.5×208.5×19.9-20.3mm(非タッチ) |
本体質量 | ・約 1.45kg(Non-Touch/3セル+3セル/HDD) ・約 1.43kg(Non-Touch/3セル+3セル/SSD) |
・約 1.49kg(Touch/3セル+3セル/HDD) ・約 1.45kg(Non-Touch/3セル+3セル/HDD) ・約 1.43kg(Non-Touch/3セル+3セル/SSD) |
バッテリー駆動時間(JEITA2.0) | ・最大 約11.4時間(3セルフロント+3セルリアリチウムイオンバッテリー搭載時) | ・最大 約11.2時間(3セル+3セル Li-Poly システム・バッテリー搭載時) |
ThinkPad X250から260への変更点まとめ
ThinkPad X260のスペックとして改良された点はまずはCPU。前世代CPUと比較して、起動時間やパフォーマンス、省電力性が大きく向上。さらにセキュリティ機能が内蔵され、安全性が向上しています。
そして、USB端子が増えたことは何よりも嬉しいところ。トラックパッドがいくら使いやすいとはいえ、マウスを使うことが多いのは事実。結果的に、USBポートの一つはマウスに占領されてしまいます。その上で2つポートが空いていれば2つUSB端子が必要な外付けドライブを利用できたり、さまざまなアクセサリーを快適に接続できます。
一方、ビジネス用途でご利用になる方はVGA端子からHDMI端子に切り替えがなされたところは要注意です。最近企業でもHDMI端子付きのプロジェクターを導入している企業が増えていますが、会議室にHDMIケーブルが用意されていないことも多々。X260をご購入になる際は、HDMIをVGAに変換するアダプターと、HDMIケーブルを合わせてご用意された方が良いと思います。
Lenovo公式サイトで購入時はクーポン番号を入力して価格を確認
Lenovoの公式サイトの価格は、カートでクーポン番号を入力することでキャンペーン価格になります。クーポン番号を入力する必要があるので、クーポン番号はあらかじめコピーしておいてください。クーポン番号は公式サイトで確認できます。
ThinkPad X260の購入の参考になれば幸いです。ぜひご検討ください。