Yoga S730|コストパフォーマンス抜群の13.3型PCを徹底解説

本体レノボは世界的に有名な大手のPCメーカー。幅広い製品ラインナップで、ビジネス用途のモバイルPCから自宅用のデスクトップまで取り扱いは多岐にわたります。

そんなレノボが展開するパソコンの中でから13.3型のノートPC、Yoga S730をご紹介したいと思います。Yoga S730は第8世代のCPU Whiskey Lakeを搭載した非常にコストパフォーマンスの高い、ハズレのないモデルです。

レノボ公式 Yoga S730の詳細はこちら

Yoga S730|バランスのとれた13型ノートPCを徹底解説

背面レノボが展開するブランドの中でYogaはこれまで2 in 1 PCのモデルとして認知されてきていましたが、Yoga S730は2 in 1のモデルではなく通常のPCスタイル(クラムシェル型)のモデルです。

S730は13.3型の液晶を搭載したモバイルPCの王道ライン。コストパフォーマンスの良いバランスのとれたモデルです。構成のカスタマイズはできないものの、用途に合わせてCore i5、Core i7のモデルの2タイプから選ぶことができ、一番狙いたい第8世代Core i5 Whiskey Lakeプロセッサー、メモリ8GB、256SSD、フルHD IPS液晶モデルは10万円台で購入できます。

Yoga S730のスペック構成

Yoga S730はあらかじめスペックが決められておりカスタマイズはできません。ラインナップの中から用途や予算に合わせて構成を選ぶことになります。

項目 スペック1 スペック2
CPU Core i5-8265U Core i7-8565U
メモリ 8GB 8GB
グラフィックチップ インテル UHD
グラフィックス 620
インテル UHD
グラフィックス 620
ストレージ 256GB SSD 256GB SSD
液晶 13.3型 FHD IPS液晶 光沢 13.3型 FHD IPS液晶 光沢
インターフェース USB Type-C ×3 USB Type-C ×3
光学ドライブ なし なし
サイズ 約307×210×11.9mm 約307×210×11.9mm
価格
(2019年1月2日現在・税込)
108,683円 135,899円

ポイントはインテルの最新の第8世代CPUであるWhiskey Lakeを搭載したモデルであるということ。モバイルノートの王道とも言えるCore i5、メモリ8GB、SSD256GB、フルHD IPS液晶の構成もあり、汎用性も高く選びやすいと思います。

コストパフォーマンス

コストパフォーマンスYoga S730のポイントはコストパフォーマンスです。私はモバイルPCを選んでいただくにあたって一つの基準と思っているスペックがあります。それは上でも紹介しているCore i5、メモリ8GB、SSD256GB、フルHD IPS液晶の組み合わせ。この組み合わせでYoga S730は105,840円(税込)。他社の同レベルに位置するモデルと比べても魅力的なポジションにいると思います。

第8世代のIntel Coreプロセッサーを搭載可能

CPUYoga S730は第8世代のIntel CoreプロセッサーWhiskey Lakeを搭載できます。

まず、第8世代のIntel Coreプロセッサーがどれだけ優秀なものに仕上がっているというと、第8世代のIntel Core プロセッサーは、全てがクアッドコア(8スレッド対応)で、前世代の対応する第7世代のチップよりも最大で40%高速になっています。第7世代までは動画編集や画像編集やるならCore i7一択と言われていましたが、この性能向上によりCore i5でも多くの作業を快適にこなせるレベルまできています。

さらに、今回のYoga S730に搭載されているCPU Whiskey Lakeは、 第8世代のCPUの中でも新しくさらにパフォーマンスが向上していて快適に作業ができます。

180度開く

Yoga S730は筐体を180度開いて平らに使うことができます。

この仕様はモバイルノートとして利用時に効果を発揮。複数人で一緒に作業したり議論する際に便利です。例えば、テーブルの上で180度開いておくと画面を共有しながらタイピングもできて、プロジェクターなしでもPC内の資料をベースにミーティングができるようになります。

プライベートに置き換えた場合は、どこか出かける予定を仲間と立てていたりした時に、画面を共有しながら「栃木・旅行って検索かけて見る?」「じゃあ入力して見る!」という感じのやりとりがあったとしても、タブレットのようにタイプが面倒ではなく快適です。

薄型

薄型Yoga S730は筐体が薄くコンパクトです。厚みは約11.9mmと薄く、モバイルノートとして利用する際にカバンに入れやすいです。

USB Type-C入力端子

端子類
Yoga S730は外部のUSB端子が全てType-C端子で構成されています。フルサイズのUSBやHDMI、SDカードスロットはありません。これらの端子を利用したい場合はUSB Type-Cハブを購入してつけていただく形になります。

この話、少しネガティブに聞こえるかもしれませんが、最近はMacBook/MacBook Proを始め、USB Type-Cのみで構成されるPCも多いですから、そのような仕様だと思っていただければと思います。ただ、フルサイズのUSBやSDカードを頻繁にご利用になる方はもともと端子がついている方がわざわざUSB Type-Cハブを持ち歩く必要がないのでそのようなモデルを選択されても良いと思います。

Yoga S730とよく比較されるのがideapad S530です。こちらはフルサイズのUSB端子、HDMI、microSDカードスロットがついています。

参考 ideapad S530|コストパフォーマンス抜群の13.3型PCを徹底解説

十分なバッテリー駆動時間

Yoga S730は13.3型。モバイルノートとして外出先で利用したり、室内で使用するにもACアダプターを外して使用するケースのある方がお選びになることが多いのではないかと推測します。そんな方々が考慮されるのがバッテリーの駆動時間。

Yoga S730は最大で約12時間のバッテリー駆動(Core i5モデル)。もちろん、PCのバッテリーは使っていくうちに消耗しますから、この通りにはいきませんが、初期の仕様の段階でできる限りバッテリー性能が良いものを選ぶのが安心です。

Yoga S730おすすめ構成

Yoga S730はレノボの公式直販サイトで購入できます。

これがあればほぼ十分。編集や大きなの処理をPCで行う方向け(特におすすめ)

ExcelやAccessを使って多くのデータを加工、抽出をされる方や、動画、静止画を日常的に編集される方には、第8世代世代のCore i5搭載モデルをお勧めします。

項目 スペック
CPU Core i5-8265U
初期導入OS Windows 10 Home 64 bit
ディスプレイ 13.3″ FHD IPS LEDバックライト 光沢あり 1920 x 1080
メモリー 8.0GB LPDDR3 LPDDR3 SODIMM 2133MHz
ストレージ 256GB SSD
標準保証 1年間引き取り修理
電源アダプター 65W
Office ソフトウェア なし
グラフィックス CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 620)
バッテリー 4セル リチウムイオンポリマーバッテリー
Bluetooth Bluetooth Version 4.1
指紋センサー 指紋センサー
ワイヤレス IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)
価格
(2019年1月2日現在・税込)
108,683円
この構成から追加したいアクセサリーの選択肢

・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。

・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。

・USB Type-C用のアダプター
Yoga S730にはUSB Type-Cが搭載されています。これはUSB Type-C普及の流れが来ている中で中期的には良いことですが、それだけでは現状ちょっと不便です。HDMIやVGAなど、色々なものにつなげたい、ということでしたら、USB Type-C用のアダプターを購入することをおすすめします。なお、Amazonなどでも多数販売されていますので、そちらで購入されても良いと思います。私はAmazonで購入しました。

私が使用しているUSB Type-Cハブはこちら

・DVD/BDドライブ
Yoga S730には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。

Lenovo公式サイトで購入時はクーポン番号を入力して価格を確認

Lenovoの公式サイトの価格は、カートでクーポン番号を入力することでキャンペーン価格になります。クーポン番号を入力する必要があるので、クーポン番号はあらかじめコピーしておいてください。クーポン番号は公式サイトで確認できます。

以下の赤枠の部分にクーポンコードはありますので、ご確認ください。

クーポン

WEBクーポン限定特価も

レノボ・ショッピングでは、商品詳細ページに記載されているクーポンよりも安く購入できるお得なクーポンを、以下のページに出していることがあります。こちらもご確認になってください。こちらの方が割引率が高ければ、こちらのクーポン番号をお会計の時にお使いください。

まとめ

Yoga S730はYogaと名前がついていますが、2 in 1のモデルではなく通常のPCスタイル(クラムシェル型)のモデルです。13.3型の液晶を搭載したモバイルPCの王道ラインでコストパフォーマンスの良いバランスのとれたモデルで買って失敗したと思うことはないと思います。

Yoga S730にはCore i5とCore i7があるとご紹介しましたが、Core i5で構成されたモデルはまさに万能マシンでおすすめです。Core i7モデルはバリバリAdobe関連のソフトを使う方などにおすすめです。

お買い物の参考になれば幸いです。