公開当初からのCMの影響もあって、世間の注目を集めているLINE MUSIC。しかし、似たようなオンデマンド型配信サービスは、他にも存在しています。ここでは、LINE MUSICの持つ特長を、同じく今年に発表された、AWA,やApple Musicと比較しながら紹介したいと思います。
Line MusicとAWA、Apple Musicの比較
今年に発表された三大オンデマンド型配信サービスであるLINE MUSIC、AWA、Apple Music。まずここでは簡単に違いを図でまとめてみました。
料金プラン
まずは気になる料金プランについてですが、3つのサービスは現在、無料お試し期間中。LINE MUSICの無料体験期間は8月9日までですが、AWAは利用開始から30日間、Apple Musicは利用登録から3ヶ月間、無料で利用することができます。こうなると、問題は『各々の無料期間が終わったあと、どのサービスの利用を続けたいと思えるか』になってきますよね。この無料期間を使って、3つのサービスを比較しながら試してみると、自分にぴったりのサービスが見つかるかもしれません。
楽曲数はApple Musicが圧倒的
楽曲数で比較すると、圧倒的に多いのがApple Music。LINE MUSICもAWAも、2015年末までに500万曲まで楽曲数を増やすと発表しています。しかし、この『楽曲数』、もちろん、豊富に越したことはないのですが、ユーザーのニーズによってはそこまで重要視しなくてよいものかもしれません。なぜなら、このオンデマンド型配信サービスの最大の特徴は『プレイリスト機能』や『ソーシャル機能』にあるからです。例えばLINE MUSICには、作成したプレイリストをLINE上でスタンプの様に送り、友達とシェアすることができるというLINEらしい機能があります。また、『気合だ!(なでしこver.)』『告白をLINEしよう』『究極に眠れる』など、日常的なシーンや気持ちにあったプレイリストが数多く用意されているので、音楽を生活の中にもっと気軽に取り入れることができます。AWAは自作のプレイリストを公開する機能があります。人気DJや音楽プロデューサーの作成したプレイリストがあるのも特徴です。Apple Musicには、『Connect』という、アーティストが作品製作の裏側を発信し、ファンがそれに対してコメントやハートマークをつけるといったソーシャル機能があり、アーティストとファンを繋いでいます。
また、洋楽が豊富なのがApple Music、J-POPならLINEやAWAなどのように、揃っている楽曲の種類の特徴が異なるところもポイントです。
リリースからまだ間もないこともあり、これからさらにアップデートや改良が重ねられることが予想されるオンデマンド型配信サービス。それぞれのサービスが特徴ある面白い機能を持っているので、無料体験期間をうまく利用して、自分の生活や音楽の楽しみ方・スタイルに合わせてお気に入りのサービスを選ぶとよいかもしれませんね。