マイクロソフトのWindows10は2015年7月29日にリリースされた基本OS。まさに今までのOSの「いいとこどり」をした機能を多く搭載しユーザーから見た使い勝手は上々です。そんなWindows10は以前のバージョンのWindowsからのアップグレードが無償で行えるということから多くの人がWindows10に変更する見込み。AppleのMacでbootcampを使っている人も例外ではありません。すでにインストールされているWindowsからアップグレードされると思います。今回はそんなbootcampからのWindows10についてです。bootcampでWindowsにアップグレードした際、Macと同様「かな」「英数」ボタンで入力を切り替えられるようにしていた方は再度設定が必要になります。しかしその設定しただけでは動かない場合があります。「入力切替の設定をしたのに動かない」そんなときの対処法を紹介します。
参考:bootcampでWindows10にアップグレード時の かな/英数 切り替え方法
Windows10のbootcampでかな/英数 入力切り替えができないときの対処法
Windows10のbootcampでかな/英数 入力切り替えができないときは、以下の手順でbootcampのユーティリティを再度インストールします。インストールすることで「かな」「英数」の切り替えが働くようになります。以下ユーティリティソフトの使い方を紹介していきます。なお、この作業にはUSBメモリが必要になります。
Macでbootcampアシスタントを開く
まずはじめにbootcampアシスタントを開きます。開いたら、以下の図と同様「最新のWindowsサポートウェアをAppleからダウンロード」を選択し進みます。
保存先ディスクを確定
すると、保存先ディスク候補が表示されますので問題が無ければそのまま進みます。なお、ここから進む際USBメモリのフォーマットを求められる場合があります。求められた際は以下を参照してください。
ユーティリティのダウンロード完了
その後はプロセスが進んでいき完了し、Windowsで実行するようメッセージが表示されます。
Windows10に切り替える
次のステップではwindows10でこのファイルを実行します。MacからWindowsに切り替えてください。
作成したファイルを実行
bootcampアシスタントで作ったファイルを実行します。実行するのはBootCampフォルダの「setup.exe」です。
修復をクリック
setup.exeを実行すると以下の画面が立ち上がりますので「修復」をクリックすると、プロセスが進み、インストール完了になります。
以上で完了です。ここまでやれば、キーボードの「かな」「英数」入力切替も動作します。「英数」「かな」を毎回デスクトップの右下で切り替えるのは効率がとても悪いですから少し時間はかかりますが、こちらの作業をされることをお勧めします。ぜひご利用ください。