自分のMacを人にヤフオクを通じて販売したり、譲渡する際は、Macの初期化が必須。中に入ったデータをそのまま渡しては、何に使われるかわかりません。しかし、データをバックアップして初期化のステップを踏んだだけでは不十分。いくつか別にやらなければならないことがあります。今回はそれら「Macを初期化する前に行うべきこと」を紹介いたします。※データバックアップはここでは割愛します。
Macを初期化する前に行うべきこと
Macを初期化する前に行うべきことは3つあります。それぞれ重要ですのでぜひ忘れずに行ってください。
iTunesの認証解除
iTunesは一つのアカウントで認証できる台数があらかじめ5台と決められています。ですので、譲渡前に解除して空きを増やしておく必要があります。
iTunesの認証解除はiTunesから行います。iTunesを開き、画面上部の「ストア」から「このコンピュータの認証を解除」を押下します。

押下すると、認証解除についての確認ダイアログが出てきますので、Apple IDとパスワードを入力して認証を解除します。

以上でiTunesの認証解除は完了です。次にiCloudのサインアウトに移ります。
iCloudからサインアウト
Macのシステム環境設定からiCloudへ移動しダイアログを開きます。ここではiCloudからサインアウトする前に、まず「Macを探す」を無効にします。ダイアログの一番下の選択肢に「Macを探す」はありますので必要に応じてスクロールして探してください。

「Macを探す」を無効にした後は、iCloudからサインアウトします。画面左の「サインアウト」を押します。

サインアウトを押下すると、いろいろな確認ダイアログが表示されますが、それらを用途に合わせて選択しながらサインアウトしてください。

最終的に、以下のようなiCloudへログインを促す画面が出てきたらサインアウト完了です。

iMessengeからサインアウト
まずはMacのメッセージAppを開きます。Launcherを立ち上げると赤枠で囲ったマークが目に入りますのでクリックします。

メッセージAppを開いたあとは、「環境設定」から「アカウント」を選択します。利用しているのアカウントを選択したのち、「サインアウト」を選択すれば、サインアウトは完了です。
iMessageのサインアウトではサインアウトボタンを押します。
Google Talkなどは、アカウントを有効にするのチェックボックスを外します。
以上がMac初期化前に行うべき流れになります。ぜひ忘れずに行ってください。