世界中にあるウェブサイトは更新を繰り返し、新しい情報を掲載しては、古い情報を捨て去っています。利用する側としてもそのような環境が望ましく、いつでもGoogleで検索したら、新しい情報が出てくるのはとても有益です。一方で、見たかったページが削除されていたり、変更されたりしていることもしばしばあります。不動産を例に出すと、気になる物件の情報を調べて検索結果に出てきたのに、開いてみると「物件の掲載は終了しました」とだけ表示されていて何も情報が掴めなかったりします。
見たかったページが削除、変更されていて、それ以前のページの情報を閲覧したいときには、Googleの、キャッシュを見る機能が便利です。Googleのサーバー内に保存してある過去のページの情報を確認することができます。※必ずしも、変更前のページ内容を確認できるとは限りません。
Googleでキャッシュを見る方法
Googleで、過去のコンテンツを見るのはとても簡単。分かりやすいので、覚えていればいつでも使うことができます。
Google検索結果のキャッシュをクリック
コンテンツの過去の状態を確認するにはまず、表示したいページをGoogle検索で検索します。
上の図のように、Googleの検索結果表示のURLが表示されている右に下向きの三角形があります。ここをクリックすると選択肢が出てきますので、キャッシュを選択すれば、過去の状態のコンテンツを閲覧できます。キャッシュの選択肢はあるものと、ないものがあり、ない場合は過去の状態を確認することはできません。
ページを確認する
キャッシュされたページを確認します。例えば、SUUMOサイトの「パークコート虎ノ門 愛宕タワー」の賃貸情報ページの例では、賃貸物件数が、現在と過去のページで変化しているのが分かります。
キャッシュされた日時を確認する
キャッシュされているコンテンツはあくまで過去のコンテンツ。いつの時点のページ情報かは、ページの上部に表示されています。
キャッシュした日時はページの信憑性のひとつのものさしになると思いますので、キャッシュを閲覧する際は確認することをおすすめします。