マイクロソフトのSurfaceシリーズはWindowsPCとして安定した人気を誇る商品群。Surface ProやSurface laptop、Surface Bookなどは商品が出るたびに注目されています。
さて、今回はそんなSurfaceシリーズの中で、通常のノートPCの形状のSurface Laptop3の13インチについて解説いたします。
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Surface Laptop3 13インチ|洗練された13.5型の本命モバイルを徹底解説
Microsoft(マイクロソフト)のSurfaceブランドのなかでSurface laptop3はクラムシェル型でいわゆる一般的なスタイルのノートPC。SurfaceといえばSurface Pro7のような2in1を想起する方も多いと思うのですが、思いっきり仕事をする方にはこの型の方がいいと思う方も多いんじゃないかと思っています。ここでは、一つ一つフィーチャーや使い心地を解説していきます。
Surface laptop3のスペック
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Home |
CPU | Core i5-1035G4/ Core i7-1065G7 |
ストレージ | SSD:128GB/ 256GB/ 512GB/ 1TB SSD |
メモリ | 8GB/ 16GB |
グラフィックチップ | インテル Iris Plus |
液晶 | 13.5型 Pixcel Sense(2256×1504)タッチパネル/ |
光学ドライブ | なし |
バッテリー | 最大11.5時間 |
サイズ | 308×223×14.51mm |
重さ | 1.265kg〜1.288 |
入力端子 | USB Type-C、USB、オーディオジャック、Surface Connect、micro SDカードリーダー |
価格(税込) 2019年10月15日現在 |
161,480円〜 |
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Surface Laptopのポイント
第10世代CoreシリーズのCPUを搭載
Surface Laptop3 13.5インチは第10世代のCore i5-1035G7、Core i7-1065G7を搭載しています。過去のCore i5-8265UやCore i7-8565UよりもCPU性能が上がったほか、このCPUはこれまでのノートPCで搭載されることの多かったグラフィックスのIntel UHD 620よりも性能が上のIris Plusを搭載していてグラフィック性能が強化されています。
高解像度+縦が長い液晶
Surface Laptop3は13.5型の液晶で2,256×1,504。13.5型でありながら高解像度、合わせて縦横比で見ると、他のPCよりも縦が長い液晶を採用しています。私はSurface Proにも同様のことを感じているのですが「意外と縦が長いと使いやすい」です。縦が長いとウェブを閲覧するときもそうですし文書を見るときも参照が楽です。これはぜひ実際に確認してみてください。
私はPCにおける業務効率ってほんとうに小さいことの積み重ねだと思っています。その「小さいこと」にあたるものがSurface Laptop3のこの画面には含まれていると思います。
タッチパネル
Surface Laptop3は液晶がタッチパネルです。
「通常のPCの形をしているのにタッチパネルって必要?」と思われるかもしれませんが、これが結構便利です。私もVAIOのタッチパネル搭載モデルから利用していますが、意外と直感的にマウスやタッチパッドを使わず目的のアイコンを押せるって快適。精神的ストレスなくPCを操作できます。
アルカンターラとメタルで選べる洗練を極めたデザイン
Surface Laptop3のポイントとしてあげておきたいのがデザインです。特に前のモデルから大きく変わったことはないのですが、Surface Laptopは過去からデザインが洗練されており非常に好感を持てます。
アルカンターラとメタル
Surface Laptop3からSurface Laptopで採用されたのがキーボードのメタル素材。これまでのSurface Laptopはキーボードがアルカンターラ素材のみでしたがメタル素材のものが存在します。
その切り分けはカラー。「マットブラック」「サンドストーン」を本体色に選ぶとメタル素材に、「コバルトブルー」「プラチナ」を選ぶとアルカンターラになります。
アルカンターラ素材とは?
アルカンターラは見た目がスエードのような触り心地が生地のような特徴がある素材です。「汚れの懸念はないか?」と店頭でSurfaceの販売員に聞いて見たところ、汚れの懸念はなく、撥水性もあるので安心して欲しいとのこと。さすがにメーカーですし、その辺りはしっかりケアしているんだと思います。
端子類
Surface Laptop3は、端子類が少ないのがマイナスの特徴です。他のブランドのWindowsモバイルPCがそれなりに拡張性を持っているためSurface Laptop3のこの割り切り方がネガティブに映る方も多くいるように思います。
搭載されているのはUSB Type-Cが一つとUSB3.0が一つとSurface Connectです。拡張が必要な時はハブが必須です。とは言っても、競合とされるMacBookProを使うにも基本的にUSB Type-Cハブが必要だったりするので、Surface Laptopのこの点をそこまでネガティブに捉えなくても良いと思います。もちろん、LenovoやHPからのノートブックにはこのような端子類は沢山ついているわけですが、そこはデザインだったり他の要素とのバーターになるかなと思っています。
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Surface Laptop3のおすすめ構成
Surface Laptop3は、公式オンラインストア他、家電量販店でも購入できます。そんなSurface Laptop3のなかで、私がオススメするのは以下の構成のモデルです。
項目 | スペック |
画面サイズ | 13.5” |
CPU | Core i5 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
価格(税込) 2019年10月15日現在 |
161,480円〜 |
この構成なら一通りの作業は快適にこなせます。例えばExcel/Word/PowerPointでの作業については問題なくスムーズに進めることができます。ただ、毎日動画の編集をバリバリやったりするような場合はこれよりもパフォーマンスが高いほうが良いと思いますのでそのような方はCore i7モデルをご検討ください。
今回のモデルは日常で通常使うスペックとしては十二分。ではその他拡張機能としてどのようなものが必要でしょうか?
・SSD
現在SSDは128GBを選んでいます。こちらも用途に合わせて拡張していただければと思います。私自身はDropboxを利用していて、いつもPCには最低限のストレージしか持たないので128GBで大丈夫なのでは?と思って128GBを選んでいますが、ローカルにファイルを保存されることが多い方は128GBでは足りないと思いますので拡張していってください。
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。Surface Laptopにはデザインの統一感のとれたマウスが用意されています。Surfaceの世界観を思う存分満喫するなら純正のマウス(Surface Arc Mouse)をオススメします。実際に使い勝手もよくマウス単体でも購入する方が多いマウスです。以下でもう少し詳しく説明します。
もちろん、マウスは他のメーカー(例えばLogicool)などのものでも大丈夫。他メーカーからも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。
・USB Type-C用のアダプター
Surface Laptop3にはUSB Type-Cが搭載されています。これはUSB Type-C普及の流れが来ている中で中期的には良いことですが、それだけでは現状ちょっと不便です。HDMIやVGAなど、色々なものにつなげたい、ということでしたら、USB Type-C用のアダプターを購入することをおすすめします。
マイクロソフトのSurfaceの純正アクセサリー
Surface用にマイクロソフトからSurfaceのデザインコンセプトを踏襲したアクセサリーが発売されています。Surface PenやSurface Arc Mouseなどの商品で、Surface Laptopご購入の際は検討いただくものと思い、ここから簡単に説明させていただきます。
Surface Pen
Surface Laptop使用時に1024段階の筆圧感知に対応するペンです。サイズは一般的なペンと同じくらいで持ちづらさを感じることがありません。ペン自体はSurface Laptopのコンセプトに合わせたマットな外観で非常にいい質感です。
Surface Arc Mouse
何よりも携帯性に優れている純正のマウスです。本体がフラットになる構造により携帯性が非常に高く便利です。
このフラットになるという構造は、外出時の荷物の収納という面はもちろんなのですが、力を発揮するのが意外と室内。社内で打ち合わせが多い方にとって、毎回一定の大きさのあるマウスを持ち歩くのは面倒ですが、これならフラットにしてポケットに入れて持ち歩くことができます。非常に使い勝手のいい構造です。
まとめ
Surface Laptop3は13.5型のノートPCとしてはかなりバランスの良いモデルではないかと思います。MacBookPro対抗とも見える洗練されたデザインに、Windows 10の使いやすさ。Windowsマシンの中では購入の候補として選びやすいモデルです。入力端子が少ない点についてはネガティブなものの、USB Type-C端子が搭載されているので今後も安心です。
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