マイクロソフトのSurfaceシリーズはWindowsPCとして安定した人気を誇る商品群。Surface ProやSurface laptopなど、商品が出るたびに注目されています。
さて、今回は、「Surfaceが気になってる!Surface Pro9のポイントを知りたい」と言った方に向けて、Surface Pro 9を選ぶうえで把握しておきたいポイントをポジ/ネガ含めて解説します。
毎年PCを買い替え続ける私が、利用者目線でわかりやすく概要を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Surface Pro 9の特徴をレビュー|マイクロソフト王道2 in 1を徹底解説
Microsoft(マイクロソフト)のSurfaceブランドのなかで、Surface Proはタブレットとしても、別売キーボードとあわせてノートとしても使える1台。879gという軽さで持ち運びにもぴったりです。
Surface Pro9のスペック
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Home / Windows 11 Home ARM |
Office | Office Home & Business 2021 |
CPU | Core i5-1235U/ Core i7-1255U |
ストレージ | SSD:128GB/ 256GB/ 512GB/ 1TB SSD |
メモリ | 8GB/ 16GB/ 32GB |
液晶 | 13型 Pixcel Sense(2,880×1,920)タッチパネル リフレッシュレート最大120Hz |
光学ドライブ | なし |
バッテリー | 最大15.5時間(intel)最大19時間(SQ3) |
サイズ | 287×209×9.3mm |
重さ | 879g(intel) 878g(SQ3) |
入力端子 | USB Type-C×2(Thunderbolt4 ※SQ3モデルはUSB3.2)、オーディオジャック、Surface Connect、タイプカバーポート |
価格(税込) 2023年7月現在 |
162,580円〜 |
- Intel:Core i5 / 8GB / 128GB:
162,580円 - Intel:Core i5 / 8GB / 256GB:
174,680円 - Intel:Core i5 / 16GB / 256GB:
219,780円 - Intel:Core i7 / 16GB / 256GB:
248,380円 - Intel:Core i7 / 16GB / 512GB:
291,280円 - Intel:Core i7 / 16GB / 1TB:
334,180円 - Intel:Core i7 / 32GB / 1TB:
391,380円 - ARM:SQ3 / 8GB / 256GB:
216,480円
Surface Pro 9の選ぶうえで確認しておきたいポイント
ここからSurface Pro 9について、ポイントを押さえていきましょう。
- 第12世代のIntel CPUを搭載して作業が快適
- Office Home and Business 2021つきでお得
- 軽量なボディで持ち運びに最適
- 高解像度+縦が長い液晶で作業がしやすい
- タッチパネルで直感的な操作が可能
- USB Type-C端子が2つ
- 光沢液晶
メリット① 第12世代CoreシリーズのCPUを搭載して作業が快適
Surface Pro9は第12世代のCore i5-1235U/ Core i7-1255Uを搭載しています。
CPUは常に進化していて、今回の最新のCPU(Core i5-1235U/ Core i7-1255U)は、ノートPC向けの高性能CPUのため、どちらのモデルを選んでも、多くの作業は快適に処理できます。
仕事で行う重めのExcelやAccessワークはCore i5でも十分対応できることが多いですが、動画編集をバリバリやりたい、というよう場合は、Core i7を選んでおくと安心です。
メリット② Office Home and Business 2021つきでお得
Surface Pro9はOffice Home and Business 2021がついてきます。
他のメーカーの製品では2万から3万円程度オプションで追加するのにかかりますから、Officeが付属しているのは非常に大きな点だと思います。
メリット③ 軽量なボディで持ち運びに最適
本体のみで878g・879g
Surface Pro9は879gの軽量で、持ち運びが楽です。
普段私はMacBook ProとSurface Laptopを使っているのですが、正直MacBookProやSurface Laptopは持ち運びには重くて長時間の移動は疲れます。
一方で、Surface Proは軽いので、体への負担が少ないです。
マイクロソフトのサイトに記載の質量は以下の通りです。
モデル | 重さ |
Intelモデル(Core i5/Core i7) | 879g |
ARMモデル(SQ3) | 878g |
タイプカバー付きで1158g・1159g
多くの方が本体と一緒にご購入になるSurface Proのタイプカバーは280gです。本体とタイプカバーを合わせた場合あは重さが以下のようになります。
モデル | 重さ |
Intelモデル(Core i5/Core i7) | 1159g = 879g+280g |
ARMモデル(SQ3) | 1158g = 878g+280g |
キーボード付きでもMacBookPro/Surface Laptopより軽い
Surface Pro9と一緒に悩まれるMacBookProと比べると以下のようになります。
キーボードをつけても他のモデルより軽いことがわかりますね。
Surface Pro9 | Surface Laptop5 | MacBookPro |
1158g or 1159g | 1292g or 1297g | 1.4kg |
メリット④ 高解像度+縦が長い液晶で作業がしやすい
Surfaceで注目したいのが液晶画面です。
一般的なノートPCでは、縦横比16:9の液晶画面が採用されていますが、Surfaceは、3:2の液晶画面が採されています。
この3:2という縦横比は、実際に使用してみると「非常に使いやすい」ことを実感します。
例えば、ブラウザでインターネットを閲覧するときや、Wordで文章を見るときに、一度に確認できる縦の範囲が長いので、いちいちスクロールする手間が減ってすごく楽になります。
また、Surface Pro9は、他の一般的なノートPCよりも高い解像度(2880 X 1920)の液晶を採用しています。そのため表示できる情報が多く、作業がしやすいです。
私はPCにおける効率ってほんとうに小さいことの積み重ねだと思っています。その「小さいこと」にあたるものが、この画面には含まれていると思います。
タッチパネル
Surface Pro9は液晶がタッチパネルです。Surface Pro9はキーボード無しで販売しているので、キーボードを使わない場合このタッチパネルを使って操作することになります。タブレットとして使用するときなどがその状況です。
一方、Surfaceは多くの人がキーボードカバーを購入して利用されると思います。そんな方は「通常のPCとして利用するのにタッチパネルって必要?」と思われるかもしれませんが、これが結構便利です。
直感的にマウスやタッチパッドを使わずに目的のアイコンを押せると快適で、精神的ストレスなくPCを操作できます。
メリット⑤ USB端子が2つ
Surface Pro9の入力端子としては、以下が用意されています。
- USB 4.0/Thunderbolt™ 4 搭載 USB-C® x 2
- Surface Connect ポート x 1
- Surface タイプカバーポート x 1
- オーディオジャック
ARM (SQ3)
- USB-C® 3.2 x 2
- Surface Connect ポート x 1
- Surface タイプカバーポート x 1
- Surface Connect
- オーディオジャック
- nano SIM × 1
入力端子は少なめで、Surface Pro9単体だけでなく、外付けモニターにつなぐためにHDMIを使いたい場合だったり、SDカードを挿入したいだったりがある場合は、USBハブ/USBアダプターを使う必要があります。本体購入時に一緒にご購入になることをおすすめします。
向かって右の端子類
Surface Pro 9に向かって右の端子類です。Surface Connect ポートのみ配置されています。
左の端子類
Surface Pro 9に向かって左の端子類です。USB Type-C×2など、拡張用途の汎用端子はこちらに集約されています。
拡張するときは、USB Type-Cハブを使って拡張
Surface Pro 9にはHDMI端子やSDカードスロットがついていませんので、HDMI端子やSDカードを使用する場合は、USB Type-Cハブを利用して拡張します。
最近は8つの端子類を持ったハブも販売されていて、それ一つ買えばかなりの拡張性が担保できるようになりました。私はAnkerのものを使っていて、Surface、Macを使うときに重宝しています。
デメリット 光沢液晶
Surface Pro9は光沢液晶を採用しているため画面が反射します。
光沢液晶は、映像が綺麗に見える利点がありますが、明るいところでは反射で見にくい場面があります。
光沢液晶の反射は、反射防止フィルムを貼れば解決しますので、購入後、気になるようであれば反射防止フィルムを購入するといった手順でも良いと思います。
メリット・デメリット以外のSurface Pro 9のポイント
表側・裏側ともにカメラを搭載
Surface Pro 9は表側にも裏側にもカメラを搭載しています。
表側のカメラ
表側のカメラは、主にはオンライン会議など自分を相手に映す用途で使われるカメラです。1080pフルHDのカメラになっています。
裏側のカメラ
外側のカメラは、一般的なカメラ用途で使用するカメラです。オートフォーカス機能付きです。
2つのスタジオマイク
Surface Pro9は赤枠の2つのマイクで音声を取ってくれます。それによって聞きやすい音声を、オンライン会議などで相手に届けることができます。
磁石で本体と接続するACアダプター
Surface Pro 9のACアダプターはSurfaceConnectポートで接続します。
Surface Connectは、磁石でつなぐ形式になっていて、ケーブルに足を引っ掛けても「パチン」と外れて、PCごと持っていかれることがなく安全です。
Surface Pro9のおすすめ構成
ExcelやAccessなど一般作業快適に扱いたい方向け
Surface Pro9で、Excelなどの一般的な作業のほか、Accessなどで一定の負荷のかかる作業を行うまでならCore i5モデルで十分です。CPUにはCorei5、メモリに8GBを搭載すれば負荷の高い作業もマルチタスクで行えます。
項目 | スペック |
CPU | Core i5-1235U |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB |
価格(2023年7月現在) | 174,680円 |
上記で紹介した構成をご購入になれば、軽い作業から一定の負荷の高い処理まで快適に実行できると思います。その上で、他の構成を選択したり、アクセサリーを追加するのであればこれ、といった項目をお伝えします。
・メモリー
ご紹介の構成は8GBのメモリーが積まれていますが、複数のタスクをより快適にされたいようでしたら、メモリを16GBにしていただくことをおすすめします。
・SSD
ご紹介の構成は256GBのSSDが積まれていますが、クラウドストレージを契約している場合は256GBも不要と思います。その際は128GBの構成をお選びください。
・Surface Pro タイプカバー
今回のSurface Pro9に合わせて、タイプカバーを購入するのは定番です。2 in 1のPCとしてお使いになりたい方はSurfaceProのタイプカバーを一緒にご購入ください。
マイクロソフト公式 Surface Pro Signature キーボード詳細はこちら
・Surfaceペン
Surfaceの画面をノートや紙のようにして、ペンを使って作業をしていこうと想定されていましたらSurfaceペンをオプションでお求めください。
マイクロソフト公式 Surface スリムペン2詳細はこちら
Surface Pro9の口コミ
非常に好評な意見が多く、Surfaceシリーズ通して一番評価の高い結果になりました。メリット・デメリットが分かるような口コミを取り上げたいと思います。
最新の製品なので、写真やビデオの編集が非常にスムーズです。Surface Pro 9のバッテリー寿命も改善されていて、長時間の使用でも一日中持ち歩いても問題ありませんでした。特に外出先での作業や旅行中に便利です!高速な処理、長時間のバッテリー駆動など、幅広い用途において優れたパフォーマンスを発揮してくれて、使ってすぐにそのスピードを実感しました。
先ず感じたのはとにかく軽量であり薄かったので、持ち運びやすさは大変優秀です。特にペン入力のレスポンスは抜群に良いので利用する幅も広がり非常に利便性が高いです。ただ、キーボードの奥行が長いので、ノートパソコンのように使用する場合は結構スペースを取ってしまい、狭いデスクなどでは若干使いにくさがあるのでそこは気になっています。
Surface Pro9に関するよくある質問
ここからは、Surface Pro9に関するよくある質問と答えをご紹介します。
まとめ
マイクロソフトのSurfaceシリーズの定番メインモデルであるSurface Pro9について解説してきました。2 in 1ならではの使いやすさと持ち運びのしやすさ、Officeつきなど多岐にわたるポイントがある一台。Surface PenやSurface Dialも活用でき、クリエーターの方にもおすすめできるモデルです。
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