Surface Pro 7の特徴をレビュー|マイクロソフト本命の2 in 1を徹底解説

Surface Pro 6マイクロソフトのSurfaceシリーズはWindowsPCとして安定した人気を誇る商品群。Surface ProやSurface laptop、Surface Bookなどは商品が出るたびに注目されています。

さて、今回はそんなSurfaceシリーズの中の定番メインモデルであるSurface Pro7について解説いたします。

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Surface Pro 7の特徴をレビュー|マイクロソフト本命のノートブックを徹底解説

Surface Pro 6

Microsoft(マイクロソフト)のSurfaceブランドのなかでSurface Proは2 in 1型でノートとしてもタブレットとしても使える1台。画面も比較的小さく軽めに作られていてモバイル用途で利用される方も多いです。ここでは、一つ一つフィーチャーを解説していきます。

Surface Pro7のスペック

項目 スペック
OS Windows 10 Home
CPU Corei3-1005G1/ Core i5-1035G4/ Core i7-1065G7
ストレージ SSD:128GB/ 256GB/ 512GB/ 1TB SSD
メモリ 4GB/8GB/ 16GB
液晶 12.3型 Pixcel Sense(2,736×1,824)タッチパネル/
光学ドライブ なし
バッテリー 最大10.5時間
サイズ 292×201×8.5mm
重さ 775g(Corei3-i5モデル)/790g(Core i7モデル)
入力端子 USB Type-C、USB、オーディオジャック、Surface Connect、micro SDカードリーダー
価格(税込)
2019年10月15日現在
109,780円〜

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Surface Pro7のポイント

Surface Pro 6まずはSurface Pro 7について、ポイントだけ押さえていきましょう。以下の4つがポイントです。

  1. 第10世代のCPUを搭載して作業が快適
  2. Office Home and Business 2019つき
  3. USB Type-C端子がついた
  4. 軽い
  5. タブレットとしても使える
  6. 筐体デザインが秀逸

第10世代CoreシリーズのCPUを搭載

Surface Pro7は第10世代のCore i3-1005G1、Core i5-1035G7、Core i7-1065G7を搭載しています。過去のCore i3、Core i5-8265UやCore i7-8565UよりもCPU性能が上がったほか、このCPUはこれまでのノートPCで搭載されることの多かったグラフィックスのIntel UHD 620よりも性能が上のIris Plusを搭載していてグラフィック性能が強化されています。(Core i3はIntel UHD Graphics)。

また、前モデルであるSurface Pro6では存在しなかったCore i3モデルが展開されていることも注目です。Core i3モデルは109,780円からと、購入しやすい価格帯になっていて、「Surfaceのデザインや使い勝手は欲しいけどちょっと予算オーバーだった」という方もお求めになりやすいのではないかと思います。

軽量なボディ

本体のみ

SurfacePro 7は軽量で持ち運びが楽なのもポイントです。旅行や外出時にも気軽に持ち出せます。普段私はMacBook Proを使うことが多いですが、正直MacBookProは持ち運びには重くてちょっと・・・。しかしSurface Proなら軽くて持ち運びが楽。外出時はもっぱらSurface Proを使うことが多いです。

モデル 重さ
Core i3/ Core i5モデル 775g
Core i7モデル 790g

タイプカバー付き

多くの方が本体と一緒にご購入になるSurface Proのタイプカバーは310gです。本体とタイプカバーを合わせた場合あは重さが以下のようになります。

モデル 重さ
Core i5モデル 1085g
Core i7モデル 1100g

MacBookProとの比較

タイプは違いますが、結構一緒に悩まれる方が多いMacBookProと比べると以下のようになります。※Surface Pro 7はCore i5モデルにタイプカバーを付けた状態の重さをMacBookProの重さと比較。

SurfacePro 6 MacBookPro
1085g 1370g

高解像度+縦が長い液晶

Surface Pro7は12.3型の液晶で2,736×1,824。12.3型でありながら高解像度、合わせて縦横比で見ると、他のPCよりも縦が長い液晶を採用しています。私はSurface系を全て使ってみて感じているのですが「意外と縦が長いと使いやすい」です。縦が長いとウェブを閲覧するときもそうですし文書を見るときも参照が楽。これはぜひ実際に確認してみてください。

私はPCにおける業務効率ってほんとうに小さいことの積み重ねだと思っています。その「小さいこと」にあたるものがSurface Pro7のこの画面には含まれていると思います。

タッチパネル

タッチパネルSurface Pro7は液晶がタッチパネルです。Surface Pro7はキーボード無しで販売しているのでキーボードを使わない場合このタッチパネルを使って操作することになります。タブレットとして使用するときなどがその状況かと思います。

ただ、Surfaceは多くの人がキーボードカバーを購入して利用されると思います。そんな方は「通常のPCとして利用するのにタッチパネルって必要?」と思われるかもしれませんが、これが結構便利です。直感的にマウスやタッチパッドを使わず目的のアイコンを押せるって快適。精神的ストレスなくPCを操作できます。

光沢液晶

光沢液晶Surface Pro7は光沢液晶を採用しているため画面が反射します。そのため明るいところだと若干反射で見にくい時があります。ただ、光沢液晶が好みでなければ反射防止フィルムを貼れば解決しますので、これを理由に購入を断念するのは勿体無い判断だと思います。

Officeつき

OfficeSurface Pro7はOffice Home and Business 2019がついてきます。他のメーカーの製品では2万から3万円程度オプションで追加するのにかかりますから、Officeが付属しているのは非常に大きな点だと思います。

入力端子

SurfacePro 7の入力端子としては、以下が用意されています。

  • フルサイズ USB3.0
  • USB Type-C
  • microSDカードリーダー
  • Surface Connect
  • ヘッドセット ジャック
  • Mini DisplayPort
  • カバー ポート

入力端子は若干少なめの印象ですが、USB端子にType-CとフルサイズのUSB端子というのは喜ばしいところ。昨今のタブレットPCでは、USB端子としてType-Cのみ採用されることが多いのですが、フルサイズのUSBが残っていると結局色々なものがまだまだフルサイズのUSBである環境下では使い勝手が良く、汎用的だと思います。

オプションのタイプカバー

タイプカバーつきSurfaceをご検討の方はもうご存知だと思いますが、Surfaceには専用のタイプカバーがあります。種類も大きく二種類あり、これまでのSurfaceに用意されていたタイプカバーと、素材に次世代素材と言われるアルカンターラを採用したもの。Surface Laptopの登場と合わせて3色用意されました。上の写真は従来のタイプカバー。ブラックにはこのシンプルな灰色が相性良いと思います。

アルカンターラ素材のタイプカバー

アルカンターラ素材アルカンターラ素材のタイプカバーは上の画像のような雰囲気。アルカンターラ素材はヨーロッパの高級自動車などに利用される素材。そんな素材をタイプカバーに使ってみて一体どんな使い心地なのか気になる方も多いと思いますが、はじめは若干のざらつきを感じるものの、だんだん馴染んでいく感じで、その質感も伴って非常に良い満足感を残してくれます。

Surface Proと接続

接続部Surface Proとは以下の接続部を使います。

装着時

装着時は以下のような佇まい。非常に優美だと思います。横から

横から

Surfaceペンに対応

Surfaceペン
Surfaceペンも活用できます。ペンの筆圧の検知は4096段階。合わせて、傾き検出もでき、Apple Pencilのようにペンを傾けると、それに合わせて描いた線の太さが変わります。※傾き検知機能は、SurfaceProと対応アプリの組み合わせでのみ有効になります。

Surface Dialに対応

Surface ダイヤルSurface Pro7はSurface Dialに対応しています。Surface DialはAdobe系のアプリなどで利用でき、例えばPhotoshopでは縮小拡大などができたり、通常使用ではディスプレイの明るさを調節したり、スクロールに使ったりすることができます。

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Surface Pro7のおすすめ構成

Surface Pro6ここからはSurface Pro7のおすすめ構成をご紹介します。

モバイルPCでもより快適に作業を行う方向け

モバイルPCながら、負荷のかかる作業もそれなりに行う方におすすめなのは、Core i5モデルです。CPUにはCorei5、メモリに8GBを搭載すれば負荷の高い作業もマルチタスクで行えます。

項目 スペック
CPU Core i5
メモリ 8GB
SSD 256GB
メモリ 8GB
価格(2019年10月15日現在) 153,780円
この構成からの変更・オプション要素

上記で紹介した仕様にすれば、軽い作業からある程度負荷の高い処理まで快適に実行できると思います。その上で、今回のパッケージから変更するのであればこれ、といった項目をお伝えします。

・メモリー
ご紹介の構成は8GBのメモリーが積まれていますが、複数のタスクをより快適にされたいようでしたら、メモリを16GBにしていただくことをおすすめします。

・Surface Pro タイプカバー
今回のSurface Pro7に合わせて、タイプカバーを購入するのは定番です。ブラックを購入するのであれば、おすすめはグレーのタイプカバー。デザインとマッチします。その他、定番のタイプカバーと合わせて検討したいのがSignatureタイプカバーで、Signatureタイプカバーでは自動車の内装だったり、ファッション系で使われる高耐久素材のAlcantaraが使われています。プラチナ(グレー)、コバルトブルー、バーガンディの3色を用意しています。

・Surfaceペン
Surfaceの画面をノートや紙のようにして、ペンを使って作業をしていこうと想定されていましたらSurfaceペンをオプションでお求めください。 上記で説明の通り、4,096の精緻な圧点でスケッチや網かけを描けます。

まとめ

マイクロソフトのSurfaceシリーズの定番メインモデルであるSurface Pro7について解説してきました。2 in 1ならではの使いやすさと持ち運びのしやすさ、Officeつきなど多岐にわたるポイントがある一台。Surface PenやSurface Dialも活用でき、クリエーターの方にもおすすめできるモデルです。

・当サイトは、日本マイクロソフトより、商品を貸し出していただき、本レビューを執筆しています。
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Surface Pro 6
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