さまざまなうわさが飛び交っていたTwitterの新タイムライン。これまでの時系列表示からTwitter独自のアルゴリズムを使ったタイムライン表示に変更になるというものでしたが、やはり発表されました。
大切なツイートを見逃さないための新しいタイムライン機能を選択できるようにします。https://t.co/6bindSBUIW
この機能へのご意見、ご感想はhttps://t.co/OyOJSSEGVS
でお待ちしています。 pic.twitter.com/WxcVwUhPcV— TwitterJP (@TwitterJP) 2016, 2月 10
photo by Andrew Mager
Twitterのタイムライン表示方法
新しいタイムラインの表示方法は「重要な新着ツイートをトップに表示」という機能。
「重要な新着ツイートをトップに表示」機能では、フォローしている人たちのツイートの中から重要だと思われるツイートが新しいものから順番にタイムライン上に表示されるようになるようです。そして、時系列のツイートは、そういったアルゴリズム表示で表示されたツイートの後ろに表示されるようになります。
なお、このような表示は、タイムラインをリフレッシュすることで消えて、通常の時系列表示にもどるとのことです。
企業のオウンドメディア運営に影響が
Facebookが独自のアルゴリズムを導入した時もそうでした。Facebookが独自のアルゴリズムを導入して以降、企業のアカウントのポストが表示されるリーチ率は現状20%未満。これまで「ファンとつながる」ためにFacebookにポストしていたのに、ファンには届かない状況に陥り、いまや、ファンとしてつながってくれている人たちにメッセージを届けるためにも広告費が必要な状況になってしまいました。企業にとって、もはやFacebookはEarned MediaというよりもPaid Mediaです。
Twitterも今回のアルゴリズム導入により、企業のメッセージが届きにくくなったのは間違いなく、Twitterにおいてもお金をかけてフォロワーにメッセージを届ける状況になってくるのだと思っています。
TwitterのPaid Media化。オーガニックのツイートが届かなくなるその時、企業担当者はどうするべきなのでしょう。まずは、今回のタイムラインが導入されたとき、どのような影響が自分たちのアカウントに出るか、しっかり観察していきましょう。