Windows10で変換を便利にする辞書登録方法

Yellowed pages from a dictionaryPCで文章を書くとき、自分にとって使用頻度の高い単語でも一般的でないものは、なかなか正しい変換で出てこないことがよくあります。特に名前やオリジナルの名詞などは、思い通りに一発で変換できないこともしばしば。その都度変換しなおしたり、打ち直したりする事になるのも、手間がかかってしまいます。

そんなときに役立つ機能が、「ユーザー辞書ツール」。この「ユーザー辞書ツール」、変換のミスや手間がかかるのを防ぐだけでなく、例えば「長いメールアドレスをいちいち入力するのも面倒・・・。」なんていうときにも使える便利な機能です。そんなユーザー辞書の使い方について紹介したいと思います。

Windows10で変換を便利にする辞書登録方法

ユーザー辞書ツールに進む

まず、タスクバー右下にある「あ」や「_A」などの「入力モード」のところを右クリックし、表示されるメニューの中から「ユーザー辞書ツール」を選択します。

ユーザー辞書ツールに進む

単語の登録に進む

ユーザー辞書ツールを開いたら、まずは画像中の赤枠で示したように「登録」のマークをクリックします。

登録

単語を登録

「単語」(変換後の単語)、「読み」を入力し、「品詞」の種類を選択、完了したら「登録」をクリックします。仮に「abcde@example.com」というアドレスの入力の手間を省きたかったとして辞書登録します。

辞書登録

この画像のように「よみ」に「あどれす」 などと登録しておくと、このように「あどれす」と入力しただけで変換候補の一番目に「abcde@example.com」が表れるようになります。

変換後

もちろん、一発で正しく変換できない人名や会社名なども登録しておくことができます。
ちなみに、登録した単語はこのようにユーザー辞書内に保存され、そのデータは蓄積されていきます。

辞書データ

一度登録しておくだけで、文章の入力や変換を、無駄なくスムーズにすることができる「ユーザー辞書」。簡単に登録できるので、ぜひ試してみてください。

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