SIMフリーiPhoneをご購入予定の方をはじめ、iPhoneの機種変更・移行ってどうやるんだろうと気になっている方も多いと思います。
ご安心ください。iPhoneの機種変更・移行は個人でもかんたんにできるようになっています。
この記事では、iPhoneの機種変更・移行を自分でやる方法を紹介します。
自分でiPhoneの機種変更・移行を行う方法
自分でiPhoneの機種変更・設定の移行を行う方法は以下の3つです。
iPhoneの機種変更・設定の移行を行う3つの方法
- クイックスタート
- iCloud
- Finder
ここからは、上記3つの機種変更・移行の方法について、それぞれ説明していきます。なお、おすすめはクイックスタートです。クイックスタートなら、データのバックアップを取る必要がなく、これまで使っていたiPhoneから新しいiPhoneへ直接データを移行できるからです。（それ以外の方法はバックアップを取る必要があります。）
おすすめ：クイックスタートで機種変更・移行する方法
ここからは、クイックスタートでこれまで使っていたiPhoneから新しいiPhoneへデータを移行する方法を紹介します。
事前準備をする
クイックスタートを利用した移行を開始する前に事前の準備があります。
- Apple IDとパスワードを控える
- 最新版のiOSにアップデートする
- 古いiPhoneのBluetoothをオンにする
- 新しいiPhoneと古いiPhone両方ともWiFiで接続できる環境をにいる
- （必要に応じて）LINEなど使用しているアプリの移行準備をする
LINEはデータ移行の際に必ず手続きが必要なアプリです。LINEの「トークのバックアップ」と「アカウントを引き継ぐ」をオンにしておきましょう。
新しいiPhoneと古いiPhoneを近くに置く
まずはじめに新しいiPhoneと古いiPhoneを近くに置きます。
新しいiPhoneでクイックスタートの画面までセットアップを進める
新しいiPhoneの電源を入れてクイックスタートの画面までセットアップを進みます。
古いiPhoneで新しいiPhoneの画像を読み取る
古いiPhoneで新しいiPhoneの画面を読み取ります。
新しいiPhoneにパスコードを入力する
新しいiPhoneにパスコードを入力します。
データ転送が開始される
データの転送が開始されます。
iCloudで機種変更・移行する方法
ここからは、iCloudでこれまで使っていたiPhoneから新しいiPhoneへデータを移行する方法を紹介します。
古いiPhoneのデータをバックアップする
設定画面に進む
設定画面に進みます。
一般に進む
表示する選択肢から「一般」を選びます。
転送またはデバイス名をリセットに進む
表示される項目から「転送またはデバイス名をリセット」に進みます。
新しいiPhoneの準備を開始する
画面上部の「開始」を押します。
iCloudストレージを利用してバックアップする
以下の画面が表示されますので「続ける」を押します。
バックアップは時間がかかる
これでバックアップの手続きは完了です。バックアップ完了までは時間がかかりますが、状況はiPhoneの設定から確認することができます。
新しいiPhoneの電源を入れる
新しいiPhoneの電源を入れてセットアップを進めます。
WiFiに接続する
セットアップ時Wi-Fiに接続する画面が表示されますのでWiFiに接続してください。
iCloudバックアップから復元に進む
「Appとデータ」の項目で「iCloudバックアップから復元」を押してください。
Apple IDとパスワードを入力
Apple IDとパスワードを入力します。
続けるをタップする
続けるをタップします。
画面に従って進める
画面に従って進めていきます。
データの移行完了を待つ
データの移行の完了を待ち、完了の旨が表示されたら無事移行終了です。
Finderで機種変更・移行する方法
ここからは、Finderでこれまで使っていたiPhoneから新しいiPhoneへデータを移行する方法を紹介します。なお、この方法ではPCが必ず必要になります。また、PCに接続するためのLightningケーブルが必要になりますので事前に用意しておいてください。
Finderを使ってバックアップする
ここではMacを使ったバックアップ方法を紹介します。
古いiPhoneをPCに接続する
まずはじめにLightningケーブルを利用してPCに古いiPhoneを接続します。
Finderを起動する
古いiPhoneの接続が終わったら、Finderを起動します。
iPhone名をクリックする
画面の左にあるサイドバーの「場所」セクションに表示されているiPhone名をクリックします。
iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップを選択する
「iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」を選択します。
（必要に応じて）暗号化オプションは必要に応じてON
パスワードと個人の機密データなどをバックアップするときは「ローカルのバックアップを暗号化」にチェックを入れます。
暗号化する際は、パスワードの設定が必要になりますので、暗号化の際は設定してください。
バックアップする
「今すぐバックアップ」を押すと、バックアップが始まります。
バックアップを確認する
バックアップデータが最新かは「前回へのバックアップ」欄で確認することができます。ここの日付が更新されていることを確認してバックアップは完了です。
新しいiPhoneを接続する
古いiPhoneのPC接続を切り、新しいiPhoneを接続します。
iTunesでiPhoneマークを押す
iTunes上に表示されるiPhoneマークを押します。
バックアップを復元を押す
「バックアップを復元」を押します。
バックアップの対象データを選んで復元する
バックアップの一覧から復元するデータを選択して「復元」を押します。
パスワードが求められた場合はパスワードを入力して「OK」を押します。
データが復元されて移行が完了する
データが復元されればiPhoneに再起動がかかり、再起動後はデータが復元された状態でiPhoneを利用できます。
