MacBook、MacBook Proなど、アップルのPCは常に人気。多少の価格プレミアムをものともせず幅広い層から支持を得ています。理由はデザインと操作性、そしてブランド力。三つの確かな要素が決め手になっています。そんなMacでのOfficeソフトと言えば、Office for Macが主流。Microsoft社からのオフィスということで、ビジネス用途として、Windowsとの互換性や信頼性を重視するとこちらの選択になります。
一方で、Office for Macはマイクロソフト製ではあるものの、操作性がWindowsのOfficeとは異なります。Windowsと同じようにキーボードを操作しても期待する動作をしないことも多々。ショートカットも覚え直さなければなりません。ここでは、そのショートカットの中でも利用頻度が多い、複数のセルを消去するショートカットを紹介します。
Excel for Macで複数のセルを消去するショートカット
Excel for Macでは複数のセルを選択してDeleteを押しても一つのセルしか削除されません。Windowsでは選択した全部のセルを消去するので予期した操作と異なります。Excel for Macで選択した複数のセルを一度に消すには以下のショートカットを用います。
Fn + Delete
まず削除したい範囲を選択します。
その後、「Fn + Delete」を押します。
選択されたExcelのセルが削除されました。
この操作をすることによっていままで利用していた選択項目全消去が可能です。FnボタンとDeleteボタンは両方ともキーボードの右にあり、少々利用しずらいですが、この作業は欠かせないものですからぜひ慣れていただければと思います。