資料やブログなどでPCの操作方法を伝えたいときや、PCの画面を使って何かを説明したいとき、PCの画面をスクリーンショットして使用することで、より分かりやすく伝えることができます。今回は、その方法と、資料などで使う際に役立つ調整の基本的な方法を紹介したいと思います。
PC画面のスクリーンショットする方法とその調整
PC画面をスクリーンショット、貼り付ける
画像として使いたいWebページやPC画面で、「Ctrlキー」(コントロール)を長押ししたまま「PrntScrキー」(プリントスクリーン)を押します。ちなみに、これらのキーはキーボードのこのあたりにあります。

この2つのキーを押したら、今度はワードやパワーポイントなどの貼り付け先を開き、右クリックして「貼り付け」を選択。すると、さきほどスクリーンショットしたPCの画面がそのまま画像となって表示されます。ワードに貼り付けたときは、このような感じになっています。

PCの画面全体を使いたい場合はこのままでもよいのですが、画面の一部分だけを使いたいというときは余分な部分をカットする必要があります。次のパートでは、簡単なトリミング方法を紹介します。
画像を簡単に編集する方法
数ある編集方法の中でもよく使うのが、「この画像のここの部分だけ使いたい!」というときに便利な「画像のトリミング」。画像を編集するソフトは沢山あるので、そうしたソフトを使うのもひとつの手ですが、今回は資料作成で使用しているパワーポイントやワードにそのまま貼り付けたままできる方法を紹介します。
「図ツール」の中の「トリミング」
まず、貼り付けた画像をダブルクリックします。すると、このように「図ツール」というものが開くので、その中にある「トリミング」を選択します。画像の四隅と4つの辺には、このようなマークが現れます。

この、画像外枠にある黒い太線のつまみをドラッグすることで、画像の大きさを調整することができます。

このように、残したい部分に合わせてドラッグします。完了したら、画面中の画像以外の部分をクリック。すると、使いたい部分だけが残った画像となっています。

通常の画像を拡大/縮小させるときと同じように大きさを調整して、完成です。
これは、パワーポイントなどのソフトでも、同じ操作で行うことができます。画像を保存する必要があるときは、画像を右クリックでコピーして、ペイントなどのソフトに貼り付けることで、画像として名前をつけて保存することもできます。もちろん、スクリーンショットした画像ではない、普通の画像でもトリミングの方法は一緒です。簡単にできる方法ですので、資料作成などで参考画像としてPC画面の画像をつけたいときには、ぜひ試してみてください。