Lenovoは世界的に有名な大手パソコンメーカー。国内では企業向けPCのシェアが高く、会社勤めの方には馴染みが深いと思いますが、個人向けのPCも幅広く展開しています。ラインナップは家庭で使える大画面ノートからカフェや出先で使えるモバイルノートまで。自分のニーズにはまるものがなにがしかの形である、そんなPCブランドだと思います。
そんなLenovoが展開するThinkPad X13 Gen3は、ビジネスモバイルの超定番ライン。13.3型で16:10の液晶に、ThinkPadの使いやすさを備えた優良モデルです。ビジネスに欠かせない長時間バッテリーや、耐久性、パワフルなパフォーマンスなども十分でThinkPadらしさを持ち合わせています。こちらの記事ではThinkPad X13 Gen3の特徴をご紹介していきます。
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ThinkPad X13 Gen3の特徴をレビュー|さすがのX13!バランス重視の安定モバイルを徹底解説
Lenovoが展開するThinkPadブランドは、多様なワークスタイルに対応し、モバイルPCから、2 in 1、デスクトップの据え型までラインナップするプレミアム商品群。そんなThinkPadの中でThinkPad X13は、ビジネスモバイルの主力でありバランスが良い優良モデルです。16:10の液晶や長時間バッテリー、堅牢性など、ビジネスに欠かせない要素をしっかり押さえています。
ここから詳しく説明していきたいと思います。
Lenovo ThinkPad X13 Gen3のスペック
Intel社のCPUモデル
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Home/ Windows 11 Pro |
CPU | Core i3-1215U/ Core i5-1235U/ Core i5-1240P/ Core i7-1255U/ Core i7-1260P/ Core i7-1265U/ Core i7-1270P/ Core i7-1280P |
ストレージ | SSD:256GB/512GB/1TB/2TB |
メモリ | 8GB/16GB/32GB |
グラフィックチップ | CPU内蔵(インテル® UHD グラフィックス)※Core i3モデル/CPU内蔵 (インテル® Iris® Xe グラフィックス) |
液晶 | 13.3型 IPS 液晶 (1920×1200)/13.3型 IPS 液晶 (1920×1200)タッチパネル/13.3型 IPS 液晶 (1920×1200)プライバシーガード/13.3型 IPS(2560×1600)ブルーライト軽減 |
光学ドライブ | なし |
バッテリー | 計測中 |
サイズ | 約 305.8×217.89×18.25mm(カーボン素材)/ 約 305.8×217.56×18.10mm(PPS樹脂素材) |
重さ | 約 1.19kg~ |
価格(税込) 2022年7月16日現在 |
127,952円〜 |
AMD社のCPUモデル
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Home/ Windows 11 Pro |
CPU | AMD Ryzen 5 PRO 6650U/ Ryzen 7 PRO 6850U |
ストレージ | SSD:256GB/512GB/1TB/2TB |
メモリ | 8GB/16GB/32GB |
グラフィックチップ | 内蔵グラフィックス |
液晶 | 13.3型 IPS 液晶 (1920×1200)/13.3型 IPS 液晶 (1920×1200)タッチパネル/13.3型 IPS(2560×1600) |
光学ドライブ | なし |
バッテリー | 計測中 |
サイズ | 約 305.8×217.89×18.1-18.25mm |
重さ | 約 1.19kg~ |
価格(税込) 2022年7月16日現在 |
140,888円〜 |
第12世代のIntel CoreプロセッサーやAMDのRyzen 6000シリーズを搭載可能
ThinkBook X13 Gen3に搭載できるCPUは、Intel製では第12世代のIntel Coreプロセッサーで、AMD製ではAMD Ryzen 6000シリーズ。Intel製、AMD製共に最新のCPUを選べます。
さて、PCの話になると常に付きまとうCPU(いわゆる頭脳の部分)ですが、CPUは常に進化をし続けていて、昨今は「Core i3やRyzen 3でも十分一般的なやりたいことはこなせる」と言われることも多いです。
私があえておすすめしたいのはIntel製ならCore i5とCore i7、AMD製ならRyzen 5とRyzen 7です。これらはノートPC向けの高性能CPUで、このどちらかを選択しておけばビジネス用途で大抵のことは問題なくこなせます。
アスペクト比16:10のディスプレイ
ThinkPad X13 Gen3は16:10のディスプレイを搭載しています。私もディスプレイが縦に長いPCを利用していますが、そこで感じているのですが「意外と縦が長いと使いやすい」ということです。縦が長いとウェブを閲覧するときもそうですし文書を見るときも参照が楽。これはぜひ実際に確認してみてください。
私はPCにおける業務効率ってほんとうに小さいことの積み重ねだと思っています。その「小さいこと」にあたるものがThinkPad X13 Gen3に秘められていると思ってい増して。その一つがこの画面には含まれていると思います。
打ちやすいキーボード
ThinkPad X13 Gen3を購入する大きな理由になるのがキーボードです。これはThinkPadシリーズに共通して言えることですが、ThinkPadは人間工学に基づいてキーボードが設計されていて非常に打ちやすいです。結果的にミスタッチが少なくなり、タイピングの効率が上がります。
180度開く
ThinkPad X13 Gen3は180度開いて平らに使うことができます。
これは自分の好みの位置までしっかり画面を傾けることができるというメリットはもちろんですが、複数人で一緒に作業したり議論する際に非常に便利です。例えば、テーブルの上で180度開いておくと画面を共有しながらタイピングもできて、プロジェクターなしでもPC内の資料をベースにミーティングができるようになります。
豊富な入力端子類
ThinkPadシリーズは全般的に入力端子を備えているのですが、ThinkPad X13 Gen3も類にもれず、必要十分な入力ポートを備えています。
例えばUSB Type-Cが2つ、フルサイズのUSBポートが2つ付いています。HDMIもついており、これだけあればまず入力端子に困ることはありません。
一点注意点は、ThinkPad X13 Gen3にはSDカードスロットがついていないということです。SDカードの利用が必要な方は、USBハブ/USBアダプターを用いてSDカードを接続する必要があります。ただ、昨今はSDカードスロット付きのPCも減ってきていているので、ThinkPad特有の話でもないかなと思います。必要に応じて、USBハブやUSBのアダプターをご購入ください。
右から見た側面
右にはフルサイズのUSBポートが付いています。

左から見た側面
左には、USB-CやフルサイズのUSB、HDMIがついています。

十分なプライバシー配慮
ビジネスで使用するモデル選びにおいてセキュリティ配慮は大きな項目の一つです。そのセキュリティ配慮をThinkPad X13 Gen3ではしっかりやり遂げています。
例えばThinkShutter(シンクシャッター)。本体の正面についているカメラを手動でシャッターを閉じるようにふさぐことができるようになっています。カメラで自分を写したくないときだったりに閉じるのにも使えますし、気づかぬうちにカメラに映っていた、ということを防ぐために常時閉めていても良いですし、スタンスによって使い方の変えられる機能です。
その他、指紋認証や顔認証も用意されており、これらを使った認証を行うことができます。
ThinkPad X13 Gen3おすすめ構成
ThinkPad X13はレノボの公式直販サイトで購入できます。
これがあればほぼ十分。編集や大きなの処理をPCで行う方向け(特におすすめ)
ExcelやAccessを使って多くのデータを加工、抽出をされる方や、動画、静止画を日常的にされる方は、Core i5搭載モデルか、Ryzen PRO5搭載のモデルをお勧めします。
Intel Corei5搭載モデル
以下構成は、ThinkPad X13 Gen3カスタマイズモデルをカスタマイズしたものになります。
項目 | スペック |
プロセッサー | インテル® Core™ i5-1235U プロセッサー |
初期導入OS | Windows 11 Home 64 bit |
導入OS言語 | Windows 11 Home 64 bit- 日本語版 |
Microsoft ソフトウェア | なし |
メモリー | 8 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード) |
1st SSD | 256 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe OPAL対応 |
ディスプレイ | 13.3型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチパネル, 72%NTSC, 300 nit |
本体カラー | ブラック |
グラフィックス | CPU内蔵 (インテル® Iris® Xe グラフィックス) |
内蔵カメラ | 720p HDカメラ (マイクロホン付) |
トップカバー | PPS (ポリフェニレンサルファイド) |
ワイヤレスLANアダプター | インテル® Wi-Fi 6E AX211 2×2 & Bluetooth® |
WWAN | WWANなし |
指紋センサー | 指紋センサーなし |
ポインティング・デバイス | WWAN非対応、NFC なし、ブラック、マグネシウム |
キーボード | 日本語キーボード |
拡張コネクター | イーサネットアダプターなし |
1st ディスプレイ出力変換アダプター | グラフィックスアダプターなし |
2nd ディスプレイ出力変換アダプター | グラフィックスアダプターなし |
カード・スロット | スマートカードリーダーなし |
TPMセッティング | TPMあり(TCG V2.0準拠,ハードウェアチップ搭載) |
バッテリー | 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー (41Wh) |
電源アダプター | 45W ACアダプター (2ピン)(USB Type-C) |
標準保証 | 1 年間 引き取り修理 |
価格(2022年月7月16日現在・税込) | 142,626円 |
・メモリー
メモリーは現在8GBを選択していますが最大で16GBまで選択できます。同時に複数の処理を走らせることが多い方は8GBではなくもっと多くのメモリーを積むことをお勧めします。
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・SDカード
X13はSDカードスロットがついていません。SDカードを頻度よく使う方にはSDカードのスロットのあるUSBハブをご利用になると良いと思います。ちなみに私はAnkerのAnker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD メディア ハブを利用していて非常に満足しています。
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
・DVD/BDドライブ
X13には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
Ryzen PRO 5搭載モデル
以下構成は、ThinkPad X13 Gen3(AMD)カスタマイズモデルをカスタマイズしたものになります。
項目 | スペック |
プロセッサー | AMD Ryzen™ 5 PRO 5650U (2.30 GHz, 最大ブースト・クロック時 4.20 GHz) |
初期導入OS | Windows 11 Home 64 bit |
導入OS言語 | Windows 11 Home 64 bit- 日本語版 |
Microsoft ソフトウェア | なし |
メモリー | 8 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード) |
1st SSD | 256 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応 |
ディスプレイ | 13.3型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチパネル, 72%NTSC, 300 nit |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
本体カラー | ブラック |
トップカバー | PPS (ポリフェニレンサルファイド) |
ワイヤレスLANアダプター | Wi-Fi 6E対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth® (Qualcomm NFA725A) |
WWAN | WWANなし |
指紋センサー | 指紋センサーなし |
ポインティング・デバイス | WWAN非対応、NFCなし、ブラック、マグネシウム、有線イーサネットなし |
キーボード | 日本語 |
1st ディスプレイ出力変換アダプター | グラフィックスアダプターなし |
2nd ディスプレイ出力変換アダプター | グラフィックスアダプターなし |
拡張コネクター | イーサネットアダプターなし |
カード・スロット | スマートカードリーダーなし |
TPMセッティング | TPMあり(TCG V2.0準拠,ハードウェアチップ搭載) |
Secured Core L3 Enabled | レベル 3 セキュリティー対応 |
バッテリー | 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー (41Wh) |
電源アダプター | 45W ACアダプター (2ピン)(USB Type-C) |
標準保証 | 1 年間 引き取り修理 |
価格(2022年月7月10日現在・税込) | 140,888円 |
・メモリー
メモリーは現在8GBを選択していますが最大で16GBまで選択できます。同時に複数の処理を走らせることが多い方は8GBではなくもっと多くのメモリーを積むことをお勧めします。
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・SDカード
X13はSDカードスロットがついていません。SDカードを頻度よく使う方にはSDカードのスロットのあるUSBハブをご利用になると良いと思います。ちなみに私はAnkerのAnker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD メディア ハブを利用していて非常に満足しています。
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
・DVD/BDドライブ
X13には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
WEBクーポン限定特価も
レノボ・ショッピングでは、商品詳細ページに記載されているクーポンよりも安く購入できるお得なクーポンを、以下のページに出していることがあります。こちらもご確認になってください。こちらの方が割引率が高ければ、こちらのクーポン番号をお会計の時にお使いください。
まとめ
ThinkPad X13 Gen3はThinkPad Xシリーズの中で、13.3型というモバイルノートの王道となるモデル。
ThinkPad X13 Gen3の一番のポイントは操作性とセキュリティの面でビジネス用途に非常に使いやすいこと。人間工学に基づいて作られた伝統のキーボードは本当に打ちやすいと思いますと思いますし、付属のセキュリティ関連機能も今後重宝するものになると思います。
お買い物の参考になれば幸いです。