Microsoftのエクセルは、ビジネスの世界の共通言語と言っても過言でないほど浸透した表計算ソフト。使い方はさまざまで、データ分析、請求書発行、文書作成など範囲も多岐に渡ります。
今回はそんなMicrosoftのExcelの使い方について。Excelで条件を満たす数値を合計する方法をご紹介します。
ExcelでSUMIF関数を使って条件を満たす数値を合計する方法
Excelで条件を満たす数値を合計するにはSUMIF関数を使います。
SUMIF関数を使って条件を満たす数値を合計する
SUMIF関数を使うと、指定した範囲の中で指定した条件を満たしているセルの合計を求めることができます。
SUMIF関数:
=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)
- 範囲:検索の対象とするセルを指定します。
- 検索条件:条件を指定します。検索条件は文字列やセル、数値、数式で指定します。
- 合計範囲:合計を求めるセルの範囲を指定します。この合計範囲の記述を省略することも可能で、その場合は「範囲」として指定した部分が合計範囲として指定されます。
SUMIF関数で条件を満たす数値を合計した例
ここからはSUMIF関数を使った例を紹介します。

上記図でE8に入力されたSUMIF関数の数式は以下の通りです。
=SUMIF(A3:A6,”本体”,E3:E6)
SUMIF関数という言葉だけ聞くと難しそうに聞こえますが、実際に意味合いを理解しながら見てみると意外とシンプルなことにお気づきになられたと思います。結構使う機会ありそうですよね。
- IFの条件で対象となるセルの範囲を指定する。今回はA3:A6を指定
- 条件としてカテゴリーの名称を指定する。今回は文字列のため「””」で囲う。今回は”本体”を指定
- 条件を満たした際に合計する範囲を指定する。今回はE3:E6を指定
まとめ
いかがでしたでしょうか?Excelの関数はできる限り多くの数覚えておきたいもの。なぜなら関数を使うことで、必要なデータを速く作ることができるようになるからです。
これまで30分かけて作っていた資料が一つの関数を使うことで10分で作れるようになったという話を聞く機会もありますし、Excelで面倒な反復作業が続いている場合はまず関数がないか疑問を持っていただくのが時短の一番の近道だと思います。
今回こちらの記事をご覧になっている皆様はきっと「これって時短できるはず。」「こんなExcel関数あったな。」と思って訪れているはず。この要領でこれからもExcelに接していただければ少しづつExcelのテクニックが身についていくのではないかと思います。
この記事が皆様のお役に立てると幸いです。