私たちの生きるこの世界ではIDとパスワードは生活に欠かせないもの。PCを開くときやGmailなどのウェブサービスを使うときもそう。ウェブ以外の世界でも「暗証番号を押してください」などと言われることが多々あります。そんな生活の中でふと疑問に思うことがあります。同じように利用している暗証番号についての二つの呼び名-パスワード・PIN-。果たして何が違うのか。今回はパスワードとPINの違いを紹介します。
パスワードとPIN
パスワードとPINは、ともに認証を得るためのコードとして利用されています。双方とも、機能としては本人確認のために使われます。
パスワード
パスワードは、任意の文字列で構成されています。多くのシステムはパスワードの場合、利用できる文字はアルファベット26文字 or 52文字(大文字を含む場合)、アラビア数字10文字、「+-!」などの記号に限定されています。
PIN
PINは、任意の数字のみで構成されています。
PINはパスワードに包含される考え方で、パスワードのうち、数字のみで構成されているものをPINと呼びます。