マイクロソフトはご存知の方も多いWindowsを主力製品としてもつソフトウェア・ハードウェアメーカーです。Windows10やOffice365など、日常から切っても切り離せないソフトを扱っていて、この記事をご覧の皆様の大半の方は、なにがしかの形でマイクロソフト社製品に毎日触れているのではないでしょうか?
さて、そんなマイクロソフト。
マイクロソフトは、数年前からWindowsの体験を最大限発揮するためのハードウェアを展開しています。それは「Surface」という製品ラインで展開されていて、安定的な支持を得ています。
今回は、そんなSurfaceラインの中で主力であるSurfaceProのラインにLTE搭載モデルが登場しましたのでご紹介いたします。
マイクロソフト公式 Surface Proの詳細はこちらSurfacePro LTE Advancedモデル|個人向けモデルを徹底解説
SurfaceProは、マイクロソフトのSurfaceの主力モデル。Windowsを使うのに最適なPCシリーズの最新モデルとして展開されています。そんなSurface ProのLTEモデルはどのような構成なのでしょうか?
スペック
まずはじめにSurfaceProのスペックです。CPUが3種類用意されているので、CPUをベースに一覧にしています。
CPU | Core i5-7300U |
OS | Windows 10 Pro (Creators Update適用済み) |
グラフィックス | Intel HD Graphics 620 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
ディスプレイ | 12.3型、2736×1824ドット(267 PPI)、タッチ対応 |
インターフェース | USB3.0×1、Mini DisplayPort、Surface Connect、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力 |
無線 | Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 互換 Bluetooth 4.1 ワイヤレス テクノロジー 最新の LTE (オプション) |
バッテリー | 最大13.5時間(動画再生時) |
サイズ | 幅292×奥行き201×高さ8.5mm |
重量 | 812g |
オフィス | Office Home and Business Premium |
価格 2018年5月3日現在 | 174,744円(税込) |
Surface Pro LTE Advancedは、スペック構成が固定されており、上記のスペックしか2018年5月3日現在は選ぶことができません。最大の特徴はLTE AdvancedとLTE Cat.9に対応し、最大450Mbps(理論値)のモバイル通信を行えることです。LTEはSIMロックフリー仕様で別途SIMカードを装着してLTEを仕様する形。SIMカードはnano SIMです。
Surface Proの外観(参考)
ここではLTEモデルではないSurface Proの外観を紹介します。LTEモデルはSurface ProのCore i5モデルをベースに設計されていて基本的な外観に変化はありません。ただ、LTEのアンテナを本体に装備する関係で本体の一部の素材が変更されていたりします。その点を踏まえた上で参考程度にご覧ください。
Surface Proを斜めから撮影しています。非常にスマートなデザインなのがわかります。シルバーの素材感も非常に良いです。
Surface Proは傾きを変更できます。これによって、Surfaceペンを使うときには思い切り傾けたりして最適な傾きで使うことができます。一番傾けたときの状況は以下の通りです。
Surfce Proを横から見た様子です。本体は若干厚みを持たせているのに対しそれを支えるスタンドは非常に薄く、非常に凛とした佇まいです。
前面にはカメラがついています。スカイプやGoogle Hangout、その他のサービスでのビデオチャットも容易です。
背面は以下の通りです。カメラがあるのとロゴが入っているのが特徴です。ロゴは鏡面です。
Surfaceの下部です。ここでSurface用のタイプカバーを接続します。
両側面には各種接続端子がついています。若干少なめな印象です。
ACアダプターは持ち運びできるくらい小型。これくらいの大きさに収まっていると非常にいいですね。
ACアダプターはSurface Connect端子につないで充電します。ACアダプターのケーブルを近づけると磁石で吸い付くように接続できます。
マイクロソフト公式 Surface Proの詳細はこちら特徴
ここからSurface Proの特徴を紹介していきます。
軽量なボディ
SurfaceProは LTE Advancedは軽量で持ち運びが楽なのもポイントです。
モデル | 重さ |
LTE Advanced | 812g |
多くの方が本体と一緒にご購入になるSurface Pro Signatureタイプカバーが310gですので、本体と合わせると以下のようになります。
モデル | 重さ |
LTE Advanced | 1,122g |
タイプは違いますが、結構一緒に悩まれる方が多いMacBookPro(2016)と比べると以下のようになります。
※LTE Advanced、タイプカバー付きでMacBookProと比較。
SurfacePro(2017) | MacBookPro(2016) |
1,122g | 1,037g |
進化したSurfaceペン
Surface Proとよく一緒に使用されるSurfaceペン。Surfaceペンは過去モデルから進化しました(Surfaceペンは別売)。まずはペンの筆圧。ペンの筆圧の検知はこれまでの4倍細かい4096段階になりました。合わせて、傾き検出ができるようになり、Apple Pencilのようにペンを傾けると、それに合わせて描いた線の太さが変わるようになりました。さらに、表示されるまでの遅延も21msとなり、Surfaceペンは、大幅な進化を遂げています。
※傾き検知機能は、SurfaceProと対応アプリの組み合わせでのみ有効になります。
入力端子
SurfaceProの入力端子としては、以下が用意されています。
若干少なめの印象ですが、USB端子がフルサイズのUSB端子というのは喜ばしいところ。USB Type-Cの流れがきているとは言っても使われている周辺機器の端子はフルサイズのUSBがほとんどですし、仮にUSB Type-CしかつかなかったらUSB Type-Cハブを持ち歩かなくてはならなくなっていたと思います。そう言った点で実用性を考慮した選択をMicrosoftはしたんだなぁと感心したところです。
オプションのタイプカバー
Surfaceをご検討の方はもうご存知だと思いますが、Surfaceには専用のタイプカバーがあります。今回のカバーは次世代素材と言われるアルカンターラを採用したもので、Surface Laptopの登場と合わせて3色用意されました。
アルカンターラ素材
アルカンターラ素材はヨーロッパの高級自動車などに利用される素材。そんな素材をタイプカバーに使ってみて一体どんな使い心地なのか気になる方も多いと思いますが、はじめは若干のざらつきを感じるものの、だんだん馴染んでいく感じで、その質感も伴って非常に良い満足感を残してくれます。
Surface Proと接続
Surface Proとは以下の接続部を使います。
装着時
装着時は以下のような佇まい。非常に優美だと思います。
マイクロソフト公式サイトからの購入時は選択肢から選んで
マイクロソフト公式サイトからのご注文時はSurface Proの購入ページで以下のように今回のLTEモデルを選んで手続きを行ってください。ちょっとわかりづらかったため補足説明です。
マイクロソフト公式 Surface Proの詳細はこちらまとめ
Surface Pro LTE AdvancedはSurface ProのLTE搭載モデル。スペック構成が固定されており、Core i5のみの取り扱い(2018年5月3日現在)。最大の特徴はLTE AdvancedとLTE Cat.9に対応し、最大450Mbps(理論値)のモバイル通信を行えること。LTEはSIMロックフリー仕様で別途SIMカードを装着してLTEを仕様する形。SIMカードはnano SIMです。今はインターネットの価格も下がり、SIMも月々数百円からだったりしますので、わざわざテザリングをするよりもこういったLTEを装着してしまった方が便利という方もいらっしゃると思います。そんな方には最適で、ぜひオススメしたいラインです。
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