Lenovoは世界的に有名な大手パソコンメーカー。国内では企業向けPCのシェアが高く、会社勤めの方には馴染みが深いと思いますが、個人向けのPCも幅広く展開しています。ラインナップは家庭で使える大画面ノートからカフェや出先で使えるモバイルノートまで。自分のニーズにはまるものがなにがしかの形である、そんなPCブランドだと思います。
そんなLenovoが展開するThinkBookは手頃な価格と品質のバランスをとったコスパ重視シリーズ。Lenovoの上位ラインThinkPadと下位ラインのIdeaPadシリーズの間に位置するシリーズです。
今回ご紹介するThinkBook 14 Gen 4は、ThinkBookの中でも人気のある14型で、オフィスユースにもホームユースにも人気の売れ筋モデルです。ぜひこちらの記事で概要をご確認ください。
レノボ公式 ThinkBook 14 Gen 4詳しくはこちら
ThinkBook 14 Gen 4を実機レビュー|これはおすすめ!14型のハイコスパPCを徹底解説
LenovoのThinkBookシリーズはコストパフォーマンスに優れたビジネスノートPC群。価格とスペックのバランスだけでなく、ビジネスユースとして必要なセキュリティや信頼性、サポートなどをしっかり提供しながら、スタイル・デザインにこだわりがある方々のニーズを満たすデザイン性を担保しています。
そんなThinkBookシリーズで14型のオフィスユース、ホームユースの人気のモデルがThinkBook 14 Gen 4。ボディはアルミニウム素材を使用していて質感がよくスペック面では通常用途に十分耐えられるスペックを持ち、拡張性の面では入力端子もしっかり備わっていてることがポイントです。ここから詳しく説明していきたいと思います。
ThinkBook 14 Gen 4のスペック
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Home/ Windows 11 Pro |
CPU | Intel Core-i3 1215U/Core-i5 1235U/Core-i5 1240P/Core i7-1255U/Core-i7 1260P |
ストレージ | SSD:256GB/512GB/1TB |
メモリ | 8GB/16GB/24GB/32GB/40GB |
グラフィックチップ | CPU内蔵(インテル® UHD グラフィックス)/CPU内蔵 (インテル® Iris® Xe グラフィックス)/NVDIA GeForce MX550 2GB GDDR6 |
液晶 | 14.0型 TN 液晶 (1920×1200)/14.0型 IPS 液晶 (1920×1200)/14.0型 IPS 液晶 (1920×1200)タッチパネル/14.0型 IPS 液晶 (1920×1200)100% sRGB |
光学ドライブ | なし |
バッテリー | |
サイズ | 約 323x218x17.9mm |
重さ | 約 1.4kg~ |
価格(税込) 2022年6月5日現在 |
95,040円〜 |
レノボ公式 ThinkBook 14 Gen 4詳しくはこちら
ThinkBook 14 Gen4では使用用途に合わせてスペックを選べるようになっています。CPUのスペックを上げたりメモリの容量を上げたり。過剰なスペックにならないようにできるので選びやすいと思います。
スペック表で確認できるところとして、ThinkBook14は、他の14型のモバイルノートに比べると若干重さがあります。1.4kgなので「基本的にはオフィス内で使用。たまに外出もある」という働き方をする方におすすめで、毎日パソコンを持ち出す方には若干重たく負荷を感じるかもしれません。
第12世代のIntel Coreプロセッサーを搭載可能
ThinkBook 14 Gen4は、Intel製の第12世代のIntel Coreプロセッサーを搭載していてパフォーマンスが非常に高いです。
さて、PCの話になると常に付きまとうCPU(いわゆる頭脳の部分)ですが、CPUは常に進化をし続けていて、昨今は「Core i3でも十分一般的なやりたいことはこなせる」と言われることも多いです。それは、第12世代まで来ると余計にそう思えるようになってきます。
しかし、効率重視でバリバリ仕事をこなしたい方におすすめしたいのは、やっぱりIntel製のCore i5とCore i7。ThinkBook 14 Gen4では、ノートPC向けCPUのPシリーズ(例:Core i5-1250P)とUシリーズ(例:Core i7-1255U)を選ぶことができます。パフォーマンス重視であればPシリーズ、バッテリーの持ちを重視するのであればUシリーズを選んでいただくのが良いと思います。
豊富な入力端子類
レノボのPCは全般的に入力端子を備えているのですが、ThinkBook 14 Gen4も類にもれず、必要十分な入力ポートを備えています。
例えばUSB Type-Cが2つ、フルサイズのUSBポートが2つ付いています。HDMI端子もついていますし、SDカードリーダーもついています。
SDカードリーダーについて少し補足すると、SDカードスロットが付いているパソコンは最近あまりありません。SDカードスロットが搭載されていないPCを使う場合、SDカードを利用するには別途USBハブを購入する必要がありました。ThinkBook 14 Gen4についてはそんな心配がないということで、非常に嬉しい話だと思います。
右から見た側面
右にはSDカードやフルサイズのUSBポートがついています。
左から見た側面
左側にはUSB-CやHDMI、フルサイズのUSBなどがついています。
改めて、非常に拡張性の高いPCだと思います。
180度開く
ThinkBook 14 Gen4は180度開いて平らに使うことができます。
これは自分の好みの位置までしっかり画面を傾けることができるというメリットはもちろんですが、複数人で一緒に作業したり議論する際に非常に便利です。例えば、テーブルの上で180度開いておくと画面を共有しながらタイピングもできて、プロジェクターなしでもPC内の資料をベースにミーティングができるようになります。
十分なプライバシー配慮
ビジネスで使用するモデル選びにおいてセキュリティ配慮は大きな項目の一つです。そのセキュリティ配慮をThinkBook 14 Gen4ではしっかりやり遂げています。
例えばThinkShutter(シンクシャッター)。本体の正面についているカメラを手動でシャッターを閉じるようにふさぐことができるようになっています。カメラで自分を写したくないときだったりに閉じるのにも使えますし、気づかぬうちにカメラに映っていた、ということを防ぐために常時閉めていても良いですし、スタンスによって使い方の変えられる機能です。
その他、指紋認証も用意されており、これらを使った認証を行うことができます。
ThinkBook 14 Gen4おすすめ構成
ThinkBook 14 Gen4はレノボの公式直販サイトで購入できます。
これがあればほぼ十分。編集や大きなの処理をPCで行う方向け(特におすすめ)
ExcelやAccessを使って多くのデータを加工、抽出をされる方や、動画、静止画を日常的にThinkBook 14 Gen4の、Core i5搭載モデルをお勧めします。
Intel Core i5搭載モデル
項目 | スペック |
プロセッサー | インテル® Core™ i5-1235U プロセッサー |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit |
導入OS言語 | Windows 11 Home 64bit – 日本語版 |
Microsoftソフトウェア | なし |
オンボードメモリー | 8GB DDR4-3200MHz (オンボード) |
メモリー | なし |
1st SSD | 256 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen3 |
ディスプレイ | 14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz |
本体カラー | ミネラルグレー |
サーフェス・トリートメント | 陽極酸化サンドブラスト |
グラフィックス | CPU内蔵 (インテル® UHD グラフィックス) |
内蔵カメラ | HDカメラ (マイクロホン付) |
指紋センサー | 指紋センサー電源ボタン |
キーボード | 日本語キーボード(バックライト付) アイアングレー |
ワイヤレス LAN アダプター | Wi-Fi 6E対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth® |
Ethernet | 100/1000M イーサネット |
パームレスト | PC-ABS樹脂 |
バッテリー | 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリー (45Wh) |
電源アダプター | 65W ACアダプター (3ピン) USB Type-C |
標準保証 | 1 年間 引き取り修理 |
価格(2022年月6月5日現在・税込) | 95,040円 |
- マウス
- Microsoft Office
- DVD/BDドライブ
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
この構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
ThinkBook 14 Gen4には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
WEBクーポン限定特価も
レノボ・ショッピングでは、商品詳細ページに記載されているクーポンよりも安く購入できるお得なクーポンを、以下のページに出していることがあります。こちらもご確認になってください。こちらの方が割引率が高ければ、こちらのクーポン番号をお会計の時にお使いください。
まとめ
LenovoのThinkBookシリーズはコストパフォーマンスに優れたビジネスノートPC群。価格とスペックのバランスだけでなく、ビジネスユースとして必要なセキュリティや信頼性、サポートなどをしっかり提供しながら、スタイル・デザインにこだわりがある方々のニーズを満たすデザイン性を担保しています。
そんなThinkBookシリーズのオフィスユース・ホームユースの14型主力モデルがThinkBook 14 Gen 4。入力端子などもしっかり備わっているところがポイントです。
お買い物の参考になれば幸いです。