レノボはご存知の方も多い世界的に有名な大手パソコンメーカーです。法人向けから個人向けまで手広く展開していて使用したことがある方も多いのではないでしょうか?
そんなレノボは2019年に新しいブランドとしてThinkBookを立ち上げました。ThinkBookは若いビジネスユーザーが仕事に利用することを想定して作られたモデルをラインナップするブランドで、ビジネスユースとして必要なセキュリティや信頼性、サポートなどをしっかり提供しながら、スタイル・デザインにこだわりがある方々のニーズを満たすデザイン性を担保するモデル群です。私にとってとても共感できるコンセプトで、今回ご紹介するのはそんなThinkBookの15型のモデルです。
ぜひこちらの記事で概要をご確認ください。
ThinkBook 15|自宅・オフィス使用が◎の15型のノートPC
もともと若いビジネスユーザーが業務に利用することを想定して作られたブランドであるThinkBook。その15型は、性能とデザインを両立した大画面ノートです。15型という作業のしやすい画面サイズ、パフォーマンスの向上が見られた第10世代のIntel CPU、十分な入力端子を備えた拡張性など、業務用・プライベート用として活用しやすいPCに仕上がっています。
ここから詳しく説明していきたいと思います。
ThinkBook 15のスペック
製品番号 | 20RW0007JP/20RW0009JP | 20RW000BJP/20RW000DJP |
OS | Core i3-10110U | Core i5-10210U |
CPU | Windows 10 Home 64 bit/Pro 64 bit | Windows 10 Home 64 bit/Pro 64 bit |
ストレージ | 256GB SSD | 256GB SSD |
メモリ | 8.0GB | 8.0GB |
グラフィックチップ | インテル UHD グラフィックス | インテル UHD グラフィックス |
液晶 | 15.6″FHD IPS (1920×1080) | 15.6″FHD IPS (1920×1080) |
光学ドライブ | なし | なし |
バッテリー | 約11.3時間 | 約11.2時間 |
サイズ | 約 363.5x245x18.9mm | 約 363.5x245x18.9mm |
重さ | 約1.84kg | 約1.84kg |
価格(税込)2020年1月13日現在 | 57,090円〜 | 67,100円〜 |
ThinkBook 15はとにかくコストパフォーマンスが高い、ビジネス用途、プライベート用途に使える一台です。割安感が強くスペックと価格を見ただけで買いだなと思えてくるモデルです。
ここからは、個々のポイントについて説明していきたいと思います。
第10世代のIntel Coreプロセッサーを搭載可能
ThinkBook14は第10世代のIntel Coreプロセッサー(Core i3-10110U/ Core i5-10210U)を搭載できます。
第10世代のIntel Coreプロセッサーは、旧世代の第8世代Coreプロセッサーよりも10%から15%程性能がアップしたもので、いわゆる「正統進化」モデル。こう聞くとそこまで変化が無いように聞こえますが、第7世代から第8世代のパフォーマンスの向上が大きかったため、個人的には「まぁ、前回の飛躍がすごくてもともとハイパフォーマンスだからこんな感じだろう」と思います。(第8世代のCore プロセッサーは、第7世代のチップよりも最大で40%高速になりました。)
正直第8世代でも十分と思うほどでしたが、今回のThinkBook14においては第10世代のIntel Coreプロセッサー Comet Lake。Officeなどで重い作業をしなければCore i3モデルでも問題なく扱えると思いますし、快適さを求められるのであればCore i5モデルが良いと思います。
180度開く
ThinkBook 15は180度開いて平らに使うことができます。
これは自分の好みの位置までしっかり画面を傾けることができるというメリットはもちろんですが、複数人で一緒に作業したり議論する際に非常に便利です。例えば、テーブルの上で180度開いておくと画面を共有しながらタイピングもできて、プロジェクターなしでもPC内の資料をベースにミーティングができるようになります。
また、ThinkBook15をプライベート利用に置き換えれば、どこか出かける予定を仲間と立てていたりした時に、画面を共有しながら「東京 半日 旅行って検索かけて見る?」「じゃあそれで入力して見る!」という感じのやりとりがあったとしても、タブレットのように文字入力が面倒ではなく快適です。
IPS液晶
ThinkBook15に搭載している液晶は解像度はフルHDで非光沢のIPSパネル。非光沢のIPS液晶は目が疲れにくく長時間の作業に向いていますのでポイント高いです。また、この価格帯でIPS液晶が搭載されることはなかなかかなく、この点もコスパが高いと思える点に繋がっています。
十分な入力端子類
ThinkBook15は必要十分な入力ポートを備えています。例えばUSB Type-C、フルサイズのUSBポートがそれぞれ2つ付いていますし、HDMI端子もついています。個人的に「お、いいな」と思ったのはフルサイズのSDカードスロット。最近のモデルは大型のPCであってもSDカードスロットが省かれることが多くなってきましたが、デジタル一眼などで撮った写真をPCに転送する際にこのスロットがあると便利です。
バッテリー駆動時間はそこそこ
ThinkBook15は最大で約11.2〜11.3時間のバッテリー駆動。15型なのでThinkBook15は室内での利用がメインになると思いますが、室内で移動して使いたい場合はバッテリー駆動時間が長ければ長いほど嬉しいもの。もちろんバッテリーは消耗するものなので表記の通りにずっと利用ができるものではありませんが、これだけのバッテリーを装備しているのはユーザーにとってすごく嬉しいことだと思います。
ThinkBook15おすすめ構成
ThinkBook15はレノボの公式直販サイトで購入できます。
これがあればほぼ十分。編集や大きなの処理にも対応できる構成
ExcelやAccessを使って多くのデータを加工、抽出をされる方や、動画、静止画を日常的に編集される方には、第10世代のCore i5搭載モデルをお勧めします。Core i5の構成といっても他のモデルのCore i5構成と異なり非常に手頃なので予算の都合がつけばこちらが良いと思います。
項目 | スペック |
プロセッサー | インテル Core i5-10210U プロセッサー ( 1.60GHz 6MB ) |
初期導入OS | Windows 10 Home 64 bit |
ディスプレイ | 15.6″FHD IPS LEDバックライト 光沢なし 1920×1080 |
メモリー | 8.0GB DDR4-2666 DDR4 オンボード 2666MHz |
ストレージ | 256GB SSD |
標準保証 | 1年間引き取り修理 |
電源アダプター | 65w |
Office ソフトウェア | なし |
グラフィックス | CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス) |
バッテリー | 3セル リチウムイオンバッテリー |
Bluetooth | Bluetooth |
指紋センサー | 指紋センサー |
ポインティングデバイス | タッチパッド |
ワイヤレスLANアダプター | IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠) |
価格(2019年月6月5日現在・税込) | 67,100円 |
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
・DVD/BDドライブ
ThinkBook15には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
Lenovo公式サイトで購入時はクーポン番号を入力して価格を確認
Lenovoの公式サイトの価格は、カートでクーポン番号を入力することでキャンペーン価格になります。クーポン番号を入力する必要があるので、クーポン番号はあらかじめコピーしておいてください。クーポン番号は公式サイトで確認できます。
以下の赤枠の部分にクーポンコードはありますので、ご確認ください。
WEBクーポン限定特価も
レノボ・ショッピングでは、商品詳細ページに記載されているクーポンよりも安く購入できるお得なクーポンを、以下のページに出していることがあります。こちらもご確認になってください。こちらの方が割引率が高ければ、こちらのクーポン番号をお会計の時にお使いください。
まとめ
性能・デザインを両立したThinkBook15。15型というホームサイズに第10世代のIntel CPUを搭載。入力端子も十分に備えた拡張性や、キーボードの使いやすさはもちろんのこと、セキュリティ面にも考慮した仕事用として活用しやすいPCに仕上がっていると思います。価格も非常に手頃でコストパフォーマンスが非常に高いと思います。
なかなか良いモデルが出た。そう実感するThinkBook。15型の新たな本命ですね。