マイクロソフトのSurfaceシリーズはWindowsPCとして安定した人気を誇る商品群。Surface ProやSurface laptopなど、商品が出るたびに注目されています。
さて、今回は、「Surfaceが気になってる!Surface Studio 2+のポイントを知りたい」と言った方に向けて、Surface Studio 2+を選ぶうえで把握しておきたいポイントをポジ/ネガ含めて解説します。
元PC販売員で毎年PCをレビューし続ける私が、利用者目線でわかりやすく概要を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Surface Studio 2+の特徴をレビュー|メリットデメリットを元PC販売員が徹底解説
Microsoft(マイクロソフト)のSurfaceブランドのなかで、Surface Studio 2+は28インチのオールインワンPCです。タッチスクリーンで使用できて新感覚。クリエイターにぴったりです。
Surface Studio 2+のスペック
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Pro |
Office | Office Home & Business 2021 |
CPU | Core i7-11370H |
ストレージ | SSD:1TB SSD |
メモリ | 32GB |
液晶 | 28型 Pixcel Sense(4,500×3,000)タッチパネル |
光学ドライブ | なし |
バッテリー | なし |
サイズ |
|
重さ | 9.56kg |
入力端子 | USB4 Type-C×3(Thunderbolt4)、USB3.1 Type-A×2、オーディオジャック、LAN(RJ45) |
価格(税込) 2023年2月25日現在 |
719,180円〜 |
Surface Studio 2+の選ぶうえで確認しておきたいポイント
ここからSurface Studio 2+について、ポイントを押さえていきましょう。
- 第11世代のIntel CPU / Core i7-11370Hを搭載してハイパフォーマンス
- 28インチで大型高精細・角度調整も可能なディスプレイで見やすく作業も捗る
- タッチパネルで直感的な操作が可能・ペンも使用できる
- Office Home and Business 2021つきで別に用意する必要なし
- ポート類はUSB-CとUSB-Aを搭載して拡張性が担保されている
- Surfaceペン・キーボード・マウスが同梱されていてすぐ使える
デメリット
- タッチパネルだけではすべての操作はまかえない
メリット① 第11世代CoreシリーズのCPUを搭載して作業が快適
Surface Studio 2+は第11世代のCore i7-11370Hを搭載しています。「第12世代のCPUが主力になっている今、第11世代なの?」と世代を見て思われた方もいると思いますが、第11世代とはいえCore i7-11370Hはデスクトップ用のCPUなので、クリエイティブワーク含め、大抵のことはストレスなくこなせます。
メリット② 28インチで大型高精細、角度も調整可能なディスプレイで見やすく作業も捗る
Surface Studio 2+は28インチの大型で高精細、角度調整も可能なディスプレイを搭載しています。
まず、とにかくすごいのは28インチの高精細ディスプレイです。
28型 Pixcel Sense(4,500×3,000)タッチパネルで、4Kよりも高い解像度で非常に精細です。発色も良く、輝度も高いので、特に色彩を意識するクリエイターにはもってこいでしょう。
また、Surface Studio 2+の液晶は角度の調整機能があり、作業しやすいように調整ができます。
どのくらい調整が効くかというと、
垂直の場合が以下です。
傾けていくとこの程度。
一番傾けるとこの程度まで調整できます。
なお、このディスプレイは、ディスプレイに対して水平に力を入れるとそんなに力を入れなくても動くのに対して、垂直に力を入れても動かない仕様になっています。調整したいときは意図的に水平に力を入れて調整、それ以外の時は安定して使える設定になっています。なかなかしっかり考えたマイクロソフトの機構設計です。
タッチパネルで直感的な操作が可能・ペンも使用できる
Surface Studio 2+はタッチパネルを搭載していて直感的な操作が可能です。
特に、10 ポイント マルチタッチ=10本の指を全て感知できるディスプレイなので、両手でタッチすればすべてバラバラに反応します(使い方は人それぞれ)。
また、タッチの他に、付属のペンで書き込むこともできます。
ペンを使ってデザイン作業をすることはもちろん、Excelで作業をするときなどにペンを使ってセルを選んだりすると、直感的で非常に楽です。
メリット③ Office Home and Business 2021つき
Surface Studio 2+はOffice Home and Business 2021がついてきます。
他のメーカーの製品では、Officeをつけようとすると2万から3万円程度かかります。「Surface Studio 2+はそもそも値段が値段だから・・・」という声はありそうですが、Officeが付属しているのは消費者として嬉しい点だと思います。
メリット④ポート類はUSB-CとUSB-Aを搭載して拡張性が担保されている
Surface Studio 2+は入力端子がUSB-Type C×3、USB-Type A×2になっています。汎用性の高いUSB-Type Cポートが多く備わっているのはポジティブです。
なお、Surface Studio 2+でSDカードを使おうとする場合は、USB Type-Cハブを利用して拡張します。
最近は8つの端子類を持ったハブも販売されていて、それ一つ買えばかなりの拡張性が担保できるようになりました。私はAnkerのものを使っていてますが、非常に重宝しています。
メリット⑤Surfaceペン・キーボード・マウスが同梱されていてすぐ使える
Surface Studio 2+にはSurfaceペン・キーボード・マウスが同梱されていてすぐ使えます。
通常Surfaceを購入するときはオプションなので、ちょっと嬉しい計らいです。
Surfaceペン
キーボード
キーボードは電池式です。
マウス
マウスは電池式です。
デメリット① タッチパネルだけではすべての操作はまかえない
Surface Studio 2+は何かとタッチパネルが推しですが、タッチパネルだけですべてを完結することはむずかしいです。
例えば、キーボード入力をソフトウェアキーボードでやろうとしてもやっぱり効率が悪かったりしますし、タッチに非対応のソフトウェアもあります。マウスやキーボードから離れることはやっぱり無理かな?と思います。
メリット・デメリット以外のSurface Studio 2+のポイント
磁石で本体にペンをくっつけられる
Surface Studio 2+は、本体にSurface Penをくっつけることができます。
なにかとペンのような形状のものってなくしがち。側面にくっつけておけば無くす心配もありません。
Surface Studio 2+に関するよくある質問
ここからは、Surface Studio 2+に関するよくある質問と答えをご紹介します。
まとめ
マイクロソフトのSurfaceシリーズの定番メインモデルであるSurface Studio 2+について解説してきました。28インチで大型高精細、角度調整も可能なディスプレイで、見やすく作業も捗る一台です。Surface PenやSurface Dialも活用でき、クリエーターの方にもおすすめできるモデルです。
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