Lenovoは世界的に有名な大手パソコンメーカー。2017年は「The Best Laptop Brands of 2017」に選ばれるくらい評判が良く、多くの人から支持を受けています。
そんなLenovoが展開するThinkPadは伝統と歴史のある、多くの方から支持されているPCブランドです。そして、その中で人気が高いのが今回ご紹介するE480シリーズです。高いコストパフォーマンスで人気が高かった前モデルのThinkPad E470の後継機にあたります。ご家庭用でもビジネス用でも利用用途が広がる使い勝手のいいE480。ぜひこちらの記事で概要をご確認ください。
ThinkPad E480|高いコスパ!14.0型の人気PCを徹底解説
The Best Laptop Brands of 2017に選ばれたレノボ。そのレノボが展開するThinkPadブランドのThinkPad E480はなかなかのコストパフォーマンスモデル。第8世代のCPUを搭載したことで前モデルのE470より大幅にパフォーマンスが上がっています。価格も5万円台から購入でき、非常に選びやすい機種ではないでしょうか?
ここから詳しく説明していきたいと思います。
ThinkPad E480のスペック
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Home |
CPU | Core i3-7130U/ Core i5-7200U/ Core i5-8250U/ Core i7-8550U |
ストレージ | HDD:500GB/ 1TB/ 2TB SSD:128GB/ 256GB/ 512GB デュアルドライブ構成可能 |
メモリ | 4GB/ 8GB/ 16GB/ 32GB |
グラフィックチップ | インテル HDグラフィックス 620/ AMD Radeon RX 550 2GB |
液晶 | 14.0型HD液晶 (1366×768)/ 14.0型FHD液晶 (1920×1080 IPS) |
光学ドライブ | なし |
バッテリー | 14時間 |
サイズ | 329.3×242×21.9mm |
重さ | 1.75kg |
価格(税込) 2018年1月22日現在 |
59,616円〜 |
コストパフォーマンス
ThinkPad E480のポイントはコストパフォーマンスが優れていることです。以前から「ThinkPadのEシリーズ」は、ThinkPadシリーズながら手頃な価格帯で購入できることで人気がありますが、まさにその点を引き継いでいます。実際、上でご紹介したスペック表の通り、もっとも安い価格は59,616円(税込)です。
ThinkPadシリーズは様々な点でこだわりがあり使いやすいです。それをこの価格帯から享受できるのはとても嬉しいメリットだと思います。
第8世代のIntel Coreプロセッサーを搭載可能
ThinkPad E480は第8世代のIntel Coreプロセッサー(Core i5-8250U/Core i7-8550U)を搭載できます。
第8世代のIntel Coreプロセッサーがどれだけ優秀なものに仕上がっているというと、第8世代のIntel Core プロセッサーは、全てがクアッドコア(8スレッド対応)で、前世代の対応する第7世代のチップよりも最大で40%高速になっています。以前は動画編集や画像編集やるならCore i7一択と言われていましたが、この性能向上によりCore i5でも多くの作業を快適にこなせるレベルまできています。
180度開く
ThinkPad E480は筐体が平面になるように180度開きます。
これは複数人でコミュニケーションする上で非常に便利。テーブルの上で180度開いておくと一緒に人と画面を共有しながらタイピングもできて、プロジェクターなしでもPC内の資料をベースにミーティングができるようになります。
プライベートに置き換えれば、どこか出かける予定を仲間と立てていたりした時に、画面を共有しながら「栃木・旅行って検索かけて見る?」「じゃあ入力して見る!」という感じのやりとりがあったとしても、タブレットのようにタイプが面倒ではなく快適です。
快適なキーボード
E480を購入する大きな理由になるのがキーボードです。これはThinkPadシリーズに共通して言えることですが、ThinkPadは人間工学に基づいてキーボードが設計されていて非常に打ちやすいです。結果的にミスタッチが少なくなり、タイピングの効率が上がります。
また、ThinkPadならではのトラックポイントもあるので、マウスがない場所でも快適にポイントの操作ができます。
豊富な入力端子
ThinkPad E480は必要十分な入力ポートを備えています。例えばUSB Type-Cが1つ、フルサイズのUSB3.0ポートが2つ、USB2.0が1つが付いています。HDMIやmicro SDカードスロットもついています。
一点注意はSDカードスロットがmicro SDカードだということです。フルサイズではありませんので、SDカードを利用するのであれば、microSDカードをSDカードのサイズに拡張させるような2段構えのSDカードにしたり、microSDカードを拡張させるアダプターを購入したりする必要があります。この話、少しネガティブに聞こえるかもしれませんが、最近はSDカードスロット自体がついていないPCも多いですから、その流れの中でmicroSDカードがついているのはレノボの配慮と言えるかもしれません。
軽め
E480は最小構成で約1.75Kgと軽めです。E480のような14.0型は持ち運び用途でご使用になる方も多いです。13.3型〜14.0型では、1kg程度のものからありますが、そのような軽量のものは特別な素材などを使っているため価格も高め。E480は、1.75kgとそれらに比べて重いですが、持ち運び用のPCとして取り回ししやすい範囲だと思います。
十分なバッテリー駆動時間
E480は14.0型のため「家でも使いたいし、外出先でも使いたい」という方が多いと思います。そんなPC選びで気になるのがバッテリーの持ち時間です。E480は最大で約14.03時間のバッテリー駆動。もちろん、PCのバッテリーは使っていくうちに消耗しますから、この通りにはいきませんが、初期の仕様の段階でできる限りバッテリー性能が良いものを選ぶのが安心です。
ThinkPad E480おすすめ構成
ThinkPad E480はレノボの公式直販サイトで購入できます。
性能は必要十分でOK。ウェブやメール、オフィスの基本作業向けには最安値構成を
ThinkPad E480を使う用途がウェブやメール、ソーシャルメディアなどで、WordやExcelも基本的な操作しかしないということでしたらCore i3の低価格構成のスタンダードパッケージで十分だと思います。一方で、動画の編集やExcelでマクロを組んだりするような作業をされるようでしたら、この構成ではなく、少なくとも第7世代のCore i5-U7200以上の構成をお選びください。
項目 | スペック |
プロセッサー | インテル Core i3-7130U プロセッサー (2.70GHz, 3MB) |
初期導入OS | Windows 10 Home 64 bit |
導入OS言語 | Windows 10 Home 64 bit- 日本語版 |
ディスプレイ | 14.0型HD液晶 (1366×768) |
メモリー | 4GB DDR4 2400MHz SODIMM |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 |
キーボード | 日本語キーボード |
指紋センサー | 指紋センサーなし、ブラック、PC/ABS/テクスチャー |
セキュリティーチップ | TPMあり(ハードウェアチップ搭載) |
内蔵カメラ | カメラ(HD 720p対応)あり、マイクロフォンあり |
ハード·ディスク·ドライブ | 500GB ハードディスクドライブ, 7200rpm |
ソリッド・ステート・ドライブ | なし |
バッテリー | 3セル リチウムイオンバッテリー |
電源アダプター | 45W ACアダプター(USB Type-C) |
ワイヤレス | IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)1×1 + Bluetooth 4.1 |
標準保証 | 1年間 送付修理 メーカーへの送付・梱包料はお客様負担 |
価格(2018年1月21日現在・税込) | 59,616円 |
今回のモデルは日常でウェブ閲覧等に使うなら十分。ではその他拡張機能としてどのようなものが必要でしょうか?
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・SDカード
E480はSDカードスロットがmicroSDになっています。SDカードを頻度よく使う方にはSDカードのアダプター付のmicroSDカードのご購入をおすすめします。おそらく一番これが手軽です。
SDカードアダプター付のmicroSDカードのおすすめはこちら
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
・DVD/BDドライブ
E480には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
これがあればほぼ十分。編集や大きなの処理をPCで行う方向け(特におすすめ)
ExcelやAccessを使って多くのデータを加工、抽出をされる方や、動画、静止画を日常的に編集される方には、第8世代世代のCore i5搭載モデルをお勧めします。こちらは、パフォーマンスパッケージを若干カスタマイズ(CPUとメモリ)した構成になっています。
項目 | スペック |
プロセッサー | インテル Core i5-8250U プロセッサー (1.60GHz, 6MB) |
初期導入OS | Windows 10 Home 64 bit |
導入OS言語 | Windows 10 Home 64 bit- 日本語版 |
ディスプレイ | 14.0型FHD液晶 (1920×1080 IPS) |
メモリー | 8GB DDR4 2400MHz SODIMM |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 |
キーボード | 日本語キーボード |
指紋センサー | 指紋センサーなし、ブラック、PC/ABS/テクスチャー |
セキュリティーチップ | TPMあり(ハードウェアチップ搭載) |
内蔵カメラ | カメラ(HD 720p対応)あり、マイクロフォンあり |
ハード·ディスク·ドライブ | None |
ソリッド・ステート・ドライブ | 128GBソリッドステートドライブ PCIe M.2 (OPAL対応 ) |
バッテリー | 3セル リチウムイオンバッテリー |
電源アダプター | 45W ACアダプター(USB Type-C) |
ワイヤレス | IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)1×1 + Bluetooth 4.1 |
標準保証 | 1年間 送付修理 メーカーへの送付・梱包料はお客様負担 |
価格(2018年1月21日現在・税込) | 91,584円 |
・メモリー
メモリーは現在8GBを選択していますが最大で32GBまで選択できます。同時に複数の処理を走らせることが多い方は8GBではなくもっと多くのメモリーを積むことをお勧めします。
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・SDカード
E480はSDカードスロットがmicroSDになっています。SDカードを頻度よく使う方にはSDカードのアダプター付のmicroSDカードのご購入をおすすめします。おそらく一番これが手軽です。
SDカードアダプター付のmicroSDカードのおすすめはこちら
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
・DVD/BDドライブ
E480には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
Lenovo公式サイトで購入時はクーポン番号を入力して価格を確認
Lenovoの公式サイトの価格は、カートでクーポン番号を入力することでキャンペーン価格になります。クーポン番号を入力する必要があるので、クーポン番号はあらかじめコピーしておいてください。クーポン番号は公式サイトで確認できます。
以下の赤枠の部分にクーポンコードはありますので、ご確認ください。

WEBクーポン限定特価も
レノボ・ショッピングでは、商品詳細ページに記載されているクーポンよりも安く購入できるお得なクーポンを、以下のページに出していることがあります。こちらもご確認になってください。こちらの方が割引率が高ければ、こちらのクーポン番号をお会計の時にお使いください。
まとめ
ThinkPad E480はThinkPadシリーズのなかでコストパフォーマンスの良い14型ノートパソコン。14型なら家庭用で使用するにも部屋間の移動などもしやすく便利ですし、時々外に持ち出したいという時にも持ち出せるサイズ感です。
ThinkPadの何よりもポイントは使いやすいこと。人間工学に基づいて作られた伝統のキーボードは本当に打ちやすいと思います。選ぶスペックによって他のモデルの方が安い場合もあると思いますが、ThinkPadには見えない価値があるという風に私は思っています。
いくつかおすすめをご紹介しましたが、パフォーマンスパッケージで構成したモデルはまさに万能マシン。スタンダードパッケージは、PCをライトに使う人のモデルです。利用用途に合わせて、ここから選んでいただいたり、これを軸にカスタマイズしていただければと思います。
お買い物の参考になれば幸いです。