ThinkPadシリーズはレノボが展開するPCブランド。幅広い層から支持されていて人気。自宅用の据え置き型から持ち運び向けのモバイルパソコンまで、幅広く取り扱っています。
そんなThinkPadの中で、モバイル用途で利用される方が多いのがX200番台シリーズ。12.5型液晶のモバイルPCとして人気があるシリーズで、X280になり大幅にデザインの変更も入った最新モデルです。ここではそんなX280について詳しく説明していきたいと思います。
ThinkPad X280|1.16kgの小型軽量 長時間駆動の12.5型モバイルを徹底解説
レノボが展開するThinkPadブランドの中で、X200番台は、12.5型のモバイルPCシリーズです。今回のX280は従来のX200番台からデザインも一新。小型で軽量、長時間駆動を実現し、ThinkPadの最高峰シリーズX1 Carbonの小型バージョンのような仕上がりになっているように思います。ここからはX280のポイントをご紹介していきます。
ThinkPad X280のスペック
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Home 64bit/ Windows 10 Pro 64bit |
CPU | Core i5-7200U/ Core i5-8250U/ Core i5-8350U/ Core i7-8550U/ Core i7-8650U |
ストレージ | SSD:126GB/ 256GB/ 512GB/ 1TB/ |
メモリ | 8GB/ 16GB |
液晶 | 12.5型HD液晶 (1366×768 200nits) / 12.5型FHD液晶 (1920×1080 IPS 300nits) / 12.5型FHD液晶 (1920×1080 IPS 300nits) マルチタッチパネル(10点) |
光学ドライブ | なし |
CPUに第8世代のIntel Coreプロセッサーを搭載
ThinkPad X280は第8世代のIntel Coreプロセッサー(Core i5-8350U/ Core i7-8550U)を搭載できます。
第8世代のIntel Coreプロセッサーがどれだけ優秀なものに仕上がっているというと、第8世代のIntel Core プロセッサーは、全てがクアッドコア(8スレッド対応)で、前世代の対応する第7世代のチップよりも最大で40%高速になっています。以前は動画編集や画像編集やるならCore i7一択と言われていましたが、この性能向上によりCore i5でも多くの作業を快適にこなせるレベルまできています。
今回のX280はモバイル用途でお使いになる方が多く、このPCでExcelのマクロを頻繁に使う方やこのPCでAdobeのソフトで常に動画編集をされる方はそこまで多くないと思います。そのような場合選択肢はCore i5-8350U。何と言っても前モデルのCore i7より性能は上ですから。
長いバッテリーの駆動時間
モバイルPCを選ぶにあたっては、バッテリーの持ち時間は非常に気になるところです。X280は15.4時間のスタミナがあり長い時間外出先で利用できると思います。もちろん、15.4時間は使用の環境やPCの消耗具合によって異なりますが、これだけの時間利用できるとなると心強いですよ。
約1時間で80%の充電が可能
モバイルPCにおいて充電時間も気になる項目の一つです。X280はバッテリーを充電して1時間で電源容量の約80%まで充電が可能です。カフェの電源を借りて1時間充電をするだけで長時間バッテリーを使用できるようになります。これは嬉しい機能です。ちなみに、右側の画像からもわかる通りX280はこれまでのX200番台のようにバッテリー脱着式ではありません。
180度開く
最近のThinkPadはみんな180度開くようになっていますが、X280も筐体が180度開きます。これは複数人で一緒に作業したり議論する際に非常に便利です。テーブルの上でX280を180度開くと画面をみんなが覗き込むような形で共有できます。共有しながらタイピングもできるので、プロジェクターなしでもPC内の資料をベースにミーティング、共同作業ができるようになります。
プライベートに置き換えれば、どこか出かける予定を仲間と立てていたりした時に活用できます。例えば、画面を共有しながら「栃木・旅行って検索かけてみる?」「じゃあ入力して見る!」という感じのやりとり。入力もタブレットのように面倒ではなく快適です。
打ちやすいキーボード
X280を購入する大きな理由になるのがキーボードです。これはThinkPadシリーズに共通して言えることですが、ThinkPadは人間工学に基づいてキーボードが設計されていて非常に打ちやすいです。結果的にミスタッチが少なくなり、タイピングの効率が上がります。
豊富な入力端子
ThinkPad X280は必要十分な入力ポートを備えています。例えばUSB Type-Cが2つ、フルサイズのUSB3.0ポートが2つ付いています。HDMIやmicro SDカードスロットもついています。これだけモバイルPCで拡張性が高いのは珍しく、かなり重宝するのではないでしょうか?
ThinkPad X280おすすめ構成
ThinkPad X280はレノボの公式直販サイトで購入できます。
これがあればほぼ十分。編集や大きなの処理をPCで行う方向け(特におすすめ)
ExcelやAccessを使って多くのデータを加工、抽出をされる方や、動画、静止画を日常的に編集される方には、第8世代世代のCore i5に8GBのメモリーを積んだ当モデルをお勧めします。こちらは、レノボ・ショッピングで販売されているパフォーマンスパッケージです。
項目 | スペック |
プロセッサー | インテル Core i5-8250U プロセッサー (1.60GHz, 6MB) |
初期導入OS | Windows 10 Home 64 bit |
導入OS言語 | Windows 10 Home 64 bit- 日本語版 |
Microsoft ソフトウェア | なし |
ディスプレイ | 12.5型HD液晶 (1366×768 200nits) 光沢なし |
メモリー | 8GB DDR4 2400MHz (オンボード) |
Graphic Card | 内蔵グラフィックス |
Body Color | ブラック |
内蔵カメラ | カメラ(HD 720p対応)あり、マイクロフォンあり |
キーボード | 日本語キーボード (バックライト付) |
Fingerprint Reader | 指紋センサーあり |
Near Field Communication | NFCなし |
Pointing Device | 指紋センサー、NFCなし、ブラック |
セキュリティーチップ | TPMあり |
TPM Setting | TPMあり(ハードウェアチップ搭載) |
ハード·ディスク·ドライブ | 128GB ソリッドステートドライブ SATA M.2 2280 |
拡張スロット | スマートカードリーダーなし、ブラック |
バッテリー | 6セル リチウムイオンバッテリー (48Wh) |
電源 | 45W ACアダプター(USB Type-C) |
ワイヤレスLAN | インテル® Dual Band Wireless-AC 8265(2×2) + Bluetooth 4.1 vPro対応 |
Adapters | RJ45拡張コネクター |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
標準保証 | 1年間 引き取り修理 |
価格(2018年2月10日現在・税込) | 131,317円 |
・Microsoft Office
この構成にはMicrosoft Officeは含まれていません。必要な場合はMicrosoft Office Home and Business 2016 やMicrosoft Office Personal 2016選択いただくか、Office365を別途ご用意ください。
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・SDカード
ThinkPad X280はSDカードスロットがmicroSDになっています。SDカードを頻度よく使う方にはSDカードのアダプター付のmicroSDカードのご購入をおすすめします。おそらく一番これが手軽です。
SDカードアダプター付のmicroSDカードのおすすめはこちら
・DVD/BDドライブ
ThinkPad X280には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
さらなる快適さを求める方へ
ThinkPad X280は、出先で使うことを想定しての購入となると思いますが、外で過ごすことが多く、膨大なデータ処理もこのPCで行うことを想定されている方は、Core i5よりも上位モデルであるCore i7モデルでさらなる快適さを求めていただければと思います。日々多くのデータを扱う方や主に動画などの制作業務を日常的にされる方に。レノボ・ショッピングで販売されているプレミアムパッケージの「ハードディスクドライブ」部分をPCIe M.2 (OPAL対応 )に変更し、「メモリー」を16GB DDR4 2400MHz (オンボード)にしたものです。
項目 | スペック |
プロセッサー | インテル Core i7-8550U プロセッサー (1.80GHz, 8MB) |
初期導入OS | Windows 10 Home 64 bit |
導入OS言語 | Windows 10 Home 64 bit- 日本語版 |
Microsoft ソフトウェア | なし |
ディスプレイ | 12.5型FHD液晶 (1920×1080 IPS 300nits) 光沢なし |
メモリー | 16GB DDR4 2400MHz (オンボード) |
Graphic Card | 内蔵グラフィックス |
Body Color | ブラック |
内蔵カメラ | カメラ(HD 720p対応)あり、マイクロフォンあり |
キーボード | 日本語キーボード (バックライト付) |
Fingerprint Reader | 指紋センサーあり |
Near Field Communication | NFCなし |
Pointing Device | 指紋センサー、NFCなし、ブラック |
セキュリティーチップ | TPMあり |
TPM Setting | TPMあり(ハードウェアチップ搭載) |
ハード·ディスク·ドライブ | 256GBソリッドステートドライブ PCIe M.2 (OPAL対応 ) |
拡張スロット | スマートカードリーダーなし、ブラック |
バッテリー | 6セル リチウムイオンバッテリー (48Wh) |
電源 | 45W ACアダプター(USB Type-C) |
ワイヤレスLAN | インテル® Dual Band Wireless-AC 8265(2×2) + Bluetooth 4.1 vPro対応 |
Adapters | RJ45拡張コネクター |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
標準保証 | 1年間 引き取り修理 |
価格(2018年2月10日現在・税込) | 172,141円 |
・ハードディスクドライブ
256GBソリッドステートドライブ PCIe M.2 (OPAL対応 )を選んでいますが、扱うデータの量が多い方は、拡張していただければと思います。
・メモリー
メモリーは、16GBを選択しています。複数の処理を同時に行う場合はメモリーは量が多い方が有利ですが、そこまで不要という方は8GBに落としていただいても良いと思います。
・Microsoft Office
この構成にはMicrosoft Officeは含まれていません。必要な場合はMicrosoft Office Home and Business 2016 やMicrosoft Office Personal 2016選択いただくか、Office365を別途ご用意ください。
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・SDカード
ThinkPad X280はSDカードスロットがmicroSDになっています。SDカードを頻度よく使う方にはSDカードのアダプター付のmicroSDカードのご購入をおすすめします。おそらく一番これが手軽です。
SDカードアダプター付のmicroSDカードのおすすめはこちら
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
・DVD/BDドライブ
ThinkPad X280には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
Lenovo公式サイトで購入時はクーポン番号を入力して価格を確認
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WEBクーポン限定特価も
レノボ・ショッピングでは、商品詳細ページに記載されているクーポンよりも安く購入できるお得なクーポンを、以下のページに出していることがあります。こちらもご確認になってください。こちらの方が割引率が高ければ、こちらのクーポン番号をお会計の時にお使いください。
まとめ
ThinkPad X280はThinkPadシリーズのなかでモバイル用途のノートPCとして人気のX200番台シリーズの最新モデル。デザインも一新され今っぽい筐体になりました。第8世代のIntel CPUに自慢のバッテリー駆動時間。外出が多くバッテリー駆動時間を意識されるかたにオススメのモデルです。
お買い物の参考になれば幸いです。