Lenovoは世界的に有名な大手パソコンメーカーです。国内では企業向けPCのシェアが高く、会社勤めの方には馴染みが深いと思います。そんなLenovoは個人向けのPCも幅広く展開。ラインナップは家庭で使える大画面ノートからカフェや出先で使えるモバイルノートまで。自分のニーズにはまるものがなにがしかの形である、そんなPCブランドだと思います。
さて、Lenovoが展開するIdeaPadはコストパフォーマンスを売りにしたPCシリーズです。そして、今回ご紹介するのIdeaPad Slim 360は17.3型の大画面で、据え置き型に最適な非常にコストパフォーマンスの優れたモデルです。ぜひ概要をご確認ください。
レノボ公式 IdeaPad Slim 360 (17)詳しくはこちら
IdeaPad Slim 360 17インチ|高コスパAMD 17型ノートPC
レノボのIdeaPad Slim 360は、高コストパフォーマンスな17.3型のノートPCです。画面が大きく据え置き型で作業がしやすいのに加えて、IPS液晶を搭載で視野角が広いです。そして、AMD社製のRyzen5000シリーズを搭載しながらも6万円台から購入が可能で、非常に値段とスペックのバランスが良いのが特徴です。
ここから詳しく説明していきたいと思います。
IdeaPad Slim 360 17.3型のスペック
項目 | スペック |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen 5 5500U / Ryzen 7 5700U |
ストレージ | SSD:256GB/512GB |
メモリ | 8GB |
グラフィックチップ | AMD Radeon™ グラフィックス |
液晶 | 17.3型 IPS液晶 (1920×1080) |
光学ドライブ | なし |
バッテリー | 最大8時間 |
サイズ | 約 399x274x19.9mm |
重さ | 2.2kg |
価格(税込) 2022年5月14日現在 |
68,882円〜 |
デザイン・外観
まずはじめにデザイン・外観を見ていきましょう。
この価格帯のモデルとしては縁も薄めで凛としたデザインに仕上がっています。IdeaPad Slim 360の筐体は樹脂製ですが、キーボードの部分は若干ヘアラインのような加工がしてあり少しでも高級感を出そうという試みが見て取れます。好印象です。

シルバーのシンプルなデザインですっきりしています。Lenovoのロゴだけ天面に向かって左側に小さく置かれています。

ディスプレイの枠は黒/グレーで締まった印象になっています。大型のディスプレイで、画面に集中できるデザインです。

シルバーにグレーのキーボードでキーが認識しやすくなっています。

圧倒的なコストパフォーマンス
IdeaPad Slim 360のポイントは何よりもコストパフォーマンスです。17.3型のIPSディスプレイに、Ryzen5 5500U、8GBメモリ、256GBという、いわゆる「快適にPCを利用するための標準スペック」を6万円台から購入できます。
AMD社製のCPUをお選びになったことの無い方向けに説明しますと、IntelのCore iシリーズと同様、AMD社のRyzenも性能によってモデル名が異なります。IntelのCore i3に相当するのもがRyzen 3、Core i5に相当するものがRyzen 5、Core i7に相当するものがRyzen 7です。
RyzenはCPUの性能だけをベンチマークで測ると、Core iシリーズ相当の場合や、その上を行くパフォーマンスが計測されます。消費者の立場では、Core iシリーズとRyzenシリーズのパフォーマンスは、対応するもの同士であれば、ほぼ同じと考えて選択して良いと思います。
17.3型の視野角・色域の広いIPS液晶を搭載
IdeaPad Slim 360は17.3型の液晶を搭載しています。多くの方が、自宅での据え置き型PCは15.6型を選ばれますが、持ち運びせず据え置き型なら17.3型で画面が大きい方が見やすいですし、作業するにもエンタテイメントを楽しむにもポジティブに働くと思います。
また、IdeaPad Slim360は視野角が広く、色域の広めのIPS液晶を搭載しています。非光沢のIPS液晶のため映り込みも少なく見やすいです。
テンキー付きのキーボード
IdeaPad Slim 360にはテンキーがついています。テンキーが付いていると数字を打つのが非常に楽。電卓のように打ちやすく、Excelなどへの入力効率が上がります。入力作業が多い方には特におすすめです。
必要十分な入力端子類
IdeaPad Slim 360は必要十分な入力ポートを備えています。例えばUSB Type-Cが1つ、フルサイズのUSBポートが2つ付いています。HDMIやSDカードもついています。これだけあればまず入力端子に困ることはありません。
正面右の入力端子
正面右側には、SDカードスロットとフルサイズのUSBがついています。

正面左の入力端子
正面左側には、HDMI、USB-C、フルサイズのUSBがついています。メインはおそらくこちらになるでしょう。

IdeaPad Slim 360おすすめ構成
IdeaPad Slim 360はレノボの公式直販サイトで購入できます。
IdeaPad Slim 360おすすめ構成
IdeaPad Slim 360はレノボの公式直販サイトで購入できます。
これがあればほぼ十分。編集や大きなの処理をPCで行う方向け(特におすすめ)
項目 | スペック |
プロセッサー | AMD Ryzen™ 5 5500U (2.10 GHz 最大 4.00 GHz) |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit |
ディスプレイ | 17.3″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 72%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
メモリー | 8 GB DDR4-3200MHz (オンボード) |
ストレージ1 | 256 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
標準保証 | 1 年間 引き取り修理 |
電源アダプター | 65W |
Office ソフトウェア | なし |
グラフィックス | (CPU内蔵) AMD Radeon™ グラフィックス |
バッテリー | 2 セル リチウムイオンポリマーバッテリー |
Bluetooth | Bluetooth |
内蔵カメラ | 100万画素 (プライバシーシャッター付) |
指紋センサー | 指紋リーダーなし |
キーボード | フルサイズ、数値キーパッド付 – 日本語 |
ポインティングデバイス | タッチパッド |
ワイヤレス | IEEE 802.11ac/a/b/g/n (Wi-Fi準拠) 2×2 |
価格(2022年月5月1日現在・税込) | 68,882円 |
今回のモデルは日常でウェブ閲覧等に使うなら十分。ではその他拡張機能としてどのようなものが必要でしょうか?
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
・DVD/BDドライブ
Lenovo IdeaPad Slim 360には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
まとめ
Lenovo IdeaPad Slim 360は17.3型の非常にバランスの取れたノートPC。自宅やオフィスで据え置き型で使用するなら画面は大きい方が吉。ディスプレイそのものもIPS液晶で色域も広く見やすい液晶が使われていて作業もエンタテイメントも、どちらに対してもよい環境だと思います。そして、何よりそのコストパフォーマンス。17.3型のIPSディスプレイに、Ryzen5 5500U、8GBメモリ、256GBという、いわゆる「快適にPCを利用するための標準スペック」を6万円台から購入できるのは本当に嬉しい話だと思います。
お買い物の参考になれば幸いです。