レノボはご存知の方も多い世界的に有名な大手パソコンメーカー。ThinkPadやideapad、ゲーミングマシンのLegionなどのブランドを展開している多くの人から支持されているメーカーです。
そんなレノボが展開するブランドのideapadは「あらゆるユーザーの創造力と表現力を刺激するPC」として展開されているコストパフォーマンスが優れた商品群。今回はそんな中から価格破壊を邁進中のideapad C340 15型をご紹介。第8世代のCPU Whiskey Lakeを搭載しながら価格が激安のコスパ重視の方にはたまらない2 in 1モデルです。
ぜひこちらの記事で概要をご確認ください。
ideapad C340 15型 特徴レビュー
レノボが展開するideapadブランドの中で、ideapad C340は、15型の液晶を搭載した2 in 1モバイルPCの低価格ライン。最大の特徴は飛び抜けてスペックに対して価格が安いこと。まさに「激安」モデルな点です。構成のカスタマイズはできないものの、値段は5万円代半ばから。一番狙いたい第8世代Core i5 Whiskey Lakeプロセッサー、メモリ8GB、256SSD、フルHD IPS液晶モデルは6万円台で購入できます。ただ、見ての通り「ただの激安」ではありません。なかなか品格を持ったデザイン性も質感もお値段以上のモデルに仕上がっています。
ideapad C340 15型のスペック
ideapad S340 15型のスペックは以下の通りです。
項目 | スペック |
OS | Windows 10 Home |
CPU | Core i3-8145U/ Core i5-8265U / Core i7-8565U |
ストレージ | SSD:128GB/ 256GB/ 512GB |
メモリ | 4GB/ 8GB |
グラフィックチップ | インテル HDグラフィックス 620 |
液晶 | 15.6型IPS液晶 (1920×1080 IPS) |
光学ドライブ | なし |
バッテリー | 最大約14時間 |
サイズ | 364×250×20.5mm |
重さ | 1.65kg |
価格(税込) 2019年8月11日現在 |
55,037円〜 |
コストパフォーマンスが高すぎる
ideapad C340 15型のポイントは何と言ってもコストパフォーマンスです。特に2019年に入ってからideapadシリーズはコスパの度合いを上げてきているように感じますが、C340 15型はその代表となるような価格設定。もう大型の2 in 1は「安いしこれで良いのでは?」と思えるくらいの価格です。
実際どの程度かというと、インテルの最新の第8世代CPUであるWhiskey Lakeを搭載したモバイルノートの王道とも言えるCore i5、メモリ8GB、SSD256GB、フルHD IPS液晶の構成は67,198円(税込)です。同スペックの他社のモデルと比べてもコストパフォーマンス面で非常に魅力的になっています。
しかも、この価格帯になってくると、どうしてもデザインを妥協しなければならなくなるのですが、idepad C340はデザインも質感も悪くありません。価格に対しての満足感が複数の側面から高いモデルだと思います。
第8世代のIntel Coreプロセッサーを搭載
ideated C340は第8世代のIntel Coreプロセッサー(Core i3-8145U/ Core i5-8265U/ Core i7-8565U)を搭載できます。
では、第8世代のIntel Coreプロセッサーがどれだけ優秀なものに仕上がっているというと、第8世代のIntel Core プロセッサーは、全てがクアッドコア(8スレッド対応)で、前世代の対応する第7世代のチップよりも最大で40%高速になっています。以前は動画編集や画像編集やるならCore i7一択と言われていましたが、この性能向上によりCore i5でも多くの作業を快適にこなせるレベルまできています。
また、ideapad C340に搭載されているCPU Whiskey Lakeは第8世代のCPUの中でも新しく、さらにパフォーマンスが向上していて快適に作業ができます。
タッチパネル
C340はタッチパネルです。PCでクリックするところや、Ctrlボタンを押しながらマウスのホールを動かして拡大していたような作業がタッチ操作で行えます。

マルチモードで利用できる
C340の特長は、2in1ノートPCとして4つのスタイルに変化自在であることです。用途に合わせて自由なスタイルで利用することができます。
普段は普通のノートパソコンスタイル。なんだかんだ一番このスタイルがタイピングをするなら使いやすいスタイルなので、このスタイルを使っていただくことが一番多いと思います。

Youtubeや映画を見る時は以下のスタイル。画面が自分に近い状態で置けるので見やすいです。

ソファでネットサーフィンやお絵かきはタブレットのスタイル。タブレットスタイルにすれば、持ち方によって縦向きに画面も変更されるので、Windowsタブレットを持つのと同じ感覚で使用できます。

シンプルに筐体を180度開いて平らに使うことができるのも便利です。

このような180度開いた使い方は複数人で一緒に作業したり議論する際に便利です。例えば、テーブルの上で180度開いておくと画面を共有しながらタイピングもできて、プロジェクターなしでもPC内の資料をベースにミーティングができるようになります。
プライベートに置き換えた場合は、どこか出かける予定を仲間と立てていたりした時に、画面を共有しながら「栃木・旅行って検索かけて見る?」「じゃあ入力して見る!」という感じのやりとりがあったとしても、タブレットのようにタイプが面倒ではなく快適です。もちろん、タッチパネルならではの、ピンチイン、ピンチアウトも利用できます。
十分な入力端子
ideapad C340は必要十分な入力ポートを備えています。例えばUSB Type-Cが1つ、フルサイズのUSB3.0ポートも2つ付いていますし、HDMIやSDカードリーダーもついています。
向かって右
向かって右の端子は以下のようになっています。

向かって左
向かって左の端子は以下のようになっています。

HDMI端子が付いているのは何かと便利。PC内のファイルをモニターやプロジェクターに映す方にとっては毎回ハブを持ち歩かなくていいので楽だと感じていただけると思います。
また、SDカードスロットが付いているところもポイントです。最近SDカードスロットがないモデルが増えていて、あってもマイクロSDカードスロットを備えているだけだったりしますが、C340はしっかり備えています。あると人とのデータの受け渡しやデジタル一眼などでとった写真の取り込みに便利です。
ウェブカメラは隠すこともできる
ideapad C340のカメラに搭載されたプライバシーシャッターは使用していないときは物理的にカメラを閉じることができて、プライバシーを守ることができます。操作方法は簡単で、単純にスライドするだけです。

十分なバッテリー駆動時間
ideapad C340は15型。2.0gとそれなりに重さがあり、室内使いで検討されている方が多いと思いますが、室内で使用するにもACアダプターを外して使用するケースのある方が多いのではないかと推測します。
ideapad C340は最大で約14時間のバッテリー駆動。もちろん、PCのバッテリーは使っていくうちに消耗しますから、この通りにはいきませんが、初期の仕様の段階でできる限りバッテリー性能が良いものを選ぶのが安心です。
ideapad C340おすすめ構成
ideapad C340はレノボの公式直販サイトで購入できます。ここでは直販サイトで購入にあたってのおすすめの構成を紹介します。
【一番おすすめ】基本操作も大きな処理もしたい方向け
ExcelやWord、outlookなどの標準的な操作はもちろん、ExcelやAccessを使ってデータを加工、抽出をする場合や、動画、静止画を日常的に編集される場合は、第8世代世代のCore i5搭載モデルをお勧めします。迷ったらこれ。この構成はコスパ高すぎます。
項目 | スペック |
プロセッサー | Core i5-8265U |
メモリ | 8GB |
グラフィックチップ | インテル UHD グラフィックス 620 |
ストレージ | 256GB SSD |
液晶 | 15.6″LEDバックライト FHD IPS 光沢あり マルチタッチ対応 1920×1080 |
光学ドライブ | なし |
価格 (2019年8月10日現在・税込) |
67,198円 |
・マウス
現在のパッケージにはマウスが付いていません。もともと使用していたものがあれば、それをそのままお使いになればと思いますが、なければこのタイミングで購入するのもあり。一方でマウスは他のメーカー、例えばLogicoolなどでも良いものが出ていますので、その辺りを別途購入されてもいいと思います。もちろん、これまでのノートPCで利用されていたものを使ってもOKです。
・Microsoft Office
上記でご紹介した構成にはMicrosoft Office(WordやExcelなど)が入っていません。Microsoft OfficeはPCと同時に購入の方がお得な値段で購入できますので、ご購入予定でしたら追加していただいた方が良いと思います。
・DVD/BDドライブ
ideapad C340には光学ドライブを搭載していません。最近DVD/BDを使うこと自体少なくはなっていますが、必要があれば追加で購入いただく必要があります。
Lenovo公式サイトで購入時はクーポン番号を入力して価格を確認
Lenovoの公式サイトの価格は、カートでクーポン番号を入力することでキャンペーン価格になります。クーポン番号を入力する必要があるので、クーポン番号はあらかじめコピーしておいてください。クーポン番号は公式サイトで確認できます。
以下の赤枠の部分にクーポンコードはありますので、ご確認ください。

WEBクーポン限定特価も
レノボ・ショッピングでは、商品詳細ページに記載されているクーポンよりも安く購入できるお得なクーポンを、以下のページに出していることがあります。こちらもご確認になってください。こちらの方が割引率が高ければ、こちらのクーポン番号をお会計の時にお使いください。
まとめ
ideapad C340は14型の「激安」な2 in 1 モバイルノートです。モバイルノートの王道とも言えるCore i5、メモリ8GB、SSD256GB、フルHD IPS液晶の構成は6万円台で購入できるというのは安すぎます。ideapadはいつもプライスリーダーでしたが、これには驚き。スペックを検討する際はこの構成で間違い無いと思います。
お買い物の参考になれば幸いです。