マイクロソフト社が提供するパワーポイントはほとんどの企業が導入しているプレゼンテーションソフトの定番。企業間での資料のやり取りもパワーポイントフォーマットを使ってやり取りされることが多いくらいビジネスの世界ではその存在が根付いています。
今回は、そんなパワーポイントでのプレゼンテーションに変化を加える手法のひとつをご紹介。
パワーポイントは基本的に無音で進むものですが、ここに音楽を挿入すると、いつもと違った印象のプレゼンテーションに仕上がります。もちろん、音楽が出るということは、通常のパワーポイントよりも手間がかかる点、気にしなければならない点は増えますが、まずはやり方を覚えてみるのはいかがでしょうか?
ここでは、パワーポイントで音楽を挿入する方法を紹介します。
パワーポイントでスライドに音楽を挿入する方法
パワーポイントでスライドに音楽を挿入する方法は簡単。以下の手順で音楽をスライドに設定することができます。慣れてしまえば次からは感覚的に行えるので、まずは以下の内容を見ながら試してください。
「挿入」タブをひらく
まずはじめに「挿入」タブを押して「挿入」タブを開きます。
「オーディオアイコン」にマウスをのせる
「オーディオ」のアイコンにをマウスオーバーします。
このコンピューター上のオーディオを選ぶ
選択肢の中から「このコンピューター上のオーディオ」を選択します。
音楽ファイルを選択する
挿入したい音楽ファイルを選択します。
音楽の挿入の完了
パワーポイント上に、以下のようにアイコンが付いた状態でオーディオが挿入されます。
パワーポイントスライドに挿入した音楽を再生する方法
上記の手順でパワーポイントのスライドに音楽を挿入する方法は確認いただけたと思います。それでは次に、挿入した音楽を再生する方法をご紹介したいと思います。
初期設定での再生方法
パワーポイントの初期設定では、挿入した音楽は挿入したスライドに表示が切り替わった際に自動で流れるようになっています。また、音楽を挿入したスライドが切り替わると音楽も消えます。
パワーポイントのスライドを切り替えた後も挿入した音楽を再生させ続ける方法
初期設定では音楽を挿入したスライドを切り替えると音楽はストップしてしまいますが、「再生」タブで「スライド切り替え後も再生」をクリックすればスライド切り替え後も音楽を流すことができます。
プレゼンターなら注意したい音楽挿入
パワーポイントで音楽を流す時は、以下の点について注意をしてください。
音量
パワーポイントでのプレゼンテーションについては、音楽が流れると思っていない方が大半です。プレゼンテーション中に音楽が鳴ると思われるタイミングは「それだは、ここから○○の動画をご覧ください」だったり「動画を用います」と宣言されたときだけだったりします。ですので、大きな音がいきなりなってしまうと、プレゼンテーションに参集した方をびっくりさせてしまう可能性があります。パワーポイントは、中身が第一ですが、あえて相手を不快にさせてしまう必要はありません。
ページ送り
プレゼンテーション時のページ送りのタイミングは音楽を入れた際の命題です。特に、プレゼンターとページをめくる担当が異なる場合、いいタイミングでページがめくれない、もしくは、先走ってページをめくってしまった、といったことが起こりがちです。実際にプレゼンテーションを実施の際はあらかじめ入念に打ち合わせを行ったうえで臨んでください。